あなたは、
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などの悩みをお持ちではありませんか?
ゲーム機器やスマホゲームが身近にある現代社会では、一度依存してしまうと、なかなかゲーム依存から抜け出せなくなる場合が多いです。
特に、まだ理性が弱く、自由に使える時間が長い子どもの場合、簡単にゲーム依存になってしまうものです。
しかし、依存状態は長期化するほど改善が難しくなるため、できるだけ早い段階で正しい対処法を実践することが大事です。
そこでこの記事では、まずはゲーム依存を治すために、知っておくべき基礎知識と原因について、そしてゲーム依存を治すための具体的な方法と、やってはいけないことを詳しく解説します。
ぜひ知りたいところから読んで、ゲーム依存を治すために活用してください。
- この記事の目次
-
- 1章:ゲーム依存を治すために最初に知っておくべきこと
- 1-1:ゲーム依存のままでは子どもへの悪影響が大きい
- 1-2:ゲーム依存は適切な対処法で改善する
- 2章:ゲーム依存を治すために知っておくべき原因
- 3章:ゲーム依存を治すためにやるべき7つのこと
- 3-1:ゲーム依存が重い場合
- 3-1-1:ゲーム・ネット教育をしてくれるフリースクールを利用する
- 3-1-2:専門のカウンセリングを受ける
- 3-1-3:専門の医療機関にかかる
- 3-2:ゲーム依存が軽い場合
- 3-2-1:親子で話し合ってルールを作る
- 3-2-2:その他の楽しいことを親子で見つける、つくる
- 3-2-3:ゲームを物理的に遠ざける工夫をする
- 3-2-4:親も一緒に利用制限する
- 4章:ゲーム依存を治すためにやってはいけないこと
- 4-1:無理やりやめさせる、取り上げる
- 4-2:いきなり厳しくする、抑圧的に関わる
- 4-3:ゲーム依存の改善を子ども任せにする
- 4-4:家庭だけで解決しようとする
- まとめ
1章:ゲーム依存を治すために最初に知っておくべきこと
それでは、まずはゲーム依存を治すために、最初にしっておくべきことを簡単に説明します。
ゲーム依存の原因から知りたい場合は、2章からお読みください。
1-1:ゲーム依存のままでは子どもへの悪影響が大きい
ゲーム依存を治すために、まず知っておいていただきたいのが、
具体的には、下記のようなことが起こり得ます。
- 勉強に遅れるようになる
- 外で遊ばず体力低下
- 肥満、視力低下、頭痛など身体への影響
- 他のことへの興味関心を失う
- リアルな人間関係が苦手になる
- 生活リズムが乱れる、睡眠障害になる
- 注意力、集中力が失われる
- ネット上でトラブルに巻き込まれる
- ゲームに高額課金してしまう
心身の健康の悪化や、社会性・コミュニケーション能力の低下、ゲーム・ネットを通じたトラブルの原因になるのです。
ゲーム依存とは、ゲームをやりすぎて生活に影響が出ても、自分の意思でやめられない状態のことですが、そのような状態になると、上記のような悪影響がどんどん出てくることになります。
さらに、特に心の状態が悪化したり、生活リズムが崩れる、社会性が欠如するなどのことを通じて、
このように、子どものゲーム依存は、非常に多くの問題のきっかけになり得るため、治すことが大事なのです。
ゲーム依存の悪影響について、詳しくは以下の記事でも解説しています。
【子どものゲーム依存は解決可能】すぐできる7つの対処法を徹底解説
1-2:ゲーム依存は適切な対処法で改善する
「このままゲーム依存がずっと治らなかったらどうしよう」
という不安をお持ちかもしれませんが、
依存状態というのは長期化するほど改善が難しくなりますが、子どもはまだ大人の依存ほど問題が長期化していないため、治しやすいのです。
また、症状が重ければ医療機関がありますし、軽い状態ならカウンセリングやフリースクールを活用することもできます。
さまざまな機関を活用することができるため、お子さんに合った場所で円滑に解決を目指すことができるのです。
ただし、間違った対応をするとゲーム依存を悪化させ、治りにくくしてしまう場合もあります。
そのため、原因と対処法を正しく把握しておく必要があるのです。
そこで次に、ゲーム依存を治すために知っておくべき、依存の原因を簡単に解説します。
2章:ゲーム依存を治すために知っておくべき原因
ゲーム依存を治すためには、ゲーム依存になってしまう原因について、正しく知っておくことが大事です。
簡単に説明します。
ゲーム依存の具体的な対処法から知りたい場合は、3章をお読みください。
そもそも、子どもがゲームに依存してしまう原因には、主に以下のものがあります。
- 社会的背景にある原因:核家族化、地域のつながりが弱くなるなどの原因から、遊び相手が少なくなり1人でできるゲームに頼りやすくなる。
- ゲーム自体にある原因:利用者に長時間利用させるための仕組みが多く組み込まれており、普通に利用しているだけでも依存しやすい。
- 家庭にある原因:親子関係に問題があることから、子どもがゲームに依存してしまう。
※ゲーム依存の原因について詳しく知りたい場合は、以下の記事もご覧ください。
【子どものゲーム依存は解決可能】すぐできる7つの対処法を徹底解説
ここで重要なのは、ゲームに依存してしまう子どもの多くが、親子関係に問題を抱えているということです。
「ゲーム依存と親子関係なんて、関係がないのでは?」と思われるかもしれませんが、実は大きな関係があるのです。
そもそも、子どもは親からありのままを受け止めてもらい、愛情で満たされることで自信を持ち、安心して毎日を過ごしたり、周りの大人や友人と健全な人間関係を作れるようになっていきます。
しかし、親子関係に問題があると、子どもは、
「自分のありのままに自信が持てない」
「失敗することを過度に恐れる」
「人と関わるのが不安」
といった心の問題を抱えてしまうのです。
具体的には、下記のような家庭で問題を抱えやすいです。
- 子どもに厳しすぎる
- 子どもの受験やスポーツ、習い事に厳しい
- 子どもとの関わり方が抑圧的
- 子どもの行動、言動に過干渉している
- 親が忙しく子育てが放置・放任的
- 親自身に心の余裕がなく、不安が強い
- 暴力、暴言、攻撃的な行動で子どもを怖がらせている
このような家庭では、
そうなると、学校生活や友人と遊ぶことに消極的になり、1人の世界に入れるゲームに没頭するようになる場合があるのです。
このような場合、
※親子関係の問題について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
親子関係が改善されなければ、もしゲームを一時的にやめさせることができても、ゲーム依存が再発し、さらに悪化する可能性もあるからです。
また、ゲームは禁止できても、スマホ・ネットを通じたSNSやYouTubeなど、他のものに依存してしまう場合もあります。
※スマホ依存、YouTube依存についてはそれぞれ以下の記事をご覧ください。
【子どものスマホ依存は改善可能】すぐできる8つの対処法を徹底解説
【YouTube依存は改善可能】子どもへの悪影響と今すぐできる8つの対処法
そこでこれから、ゲーム依存を治すための具体的な方法を説明します。
3章:ゲーム依存を治すためにやるべき7つのこと
これから、ゲーム依存を治す方法を解説します。
結論から言えば、ゲーム依存が重い場合は、フリースクールの活用や、カウンセリングを受けることをおすすめします。
それでは、ゲーム依存が重い場合の治し方から説明します。
3-1:ゲーム依存が重い場合
ゲーム依存が重い場合は、下記のように専門家を活用することをおすすめします。
- ゲーム・ネット教育をしてくれるフリースクールを利用する
- 専門のカウンセリングを受ける
- 専門の医療機関にかかる
順番に説明します。
3-1-1:ゲーム・ネット教育をしてくれるフリースクールを利用する
最初におすすめしたいのは、ゲーム・ネット教育をしてくれるフリースクールを利用することです。
フリースクールとは、不登校・引きこもりなどの問題を抱えたお子さんを、預けることができる民間施設のことです。
最近ではゲーム依存から、不登校・引きこもりになるお子さんも多いため、ゲーム、スマホ、インターネットを、正しく使えるようにする教育に、力を入れているフリースクールもあるのです。
子どもがゲーム依存の場合に、おすすめしたいフリースクールが、伊藤幸弘塾です。
伊藤幸弘塾では、
- ゲームやスマホを適切に使えるような教育
- ゲームやスマホを専用のボックスに入れて、特定の時間帯だけ利用できるルール
- 全寮制の生活で乱れた生活全般から整える
- 小学生から高校生までの子どもたちとの共同生活で、リアルな人間関係を学ぶ
といったことができるからです。
家庭だけでは、ゲーム依存を改善するための適切な方法がわからなかったり、親が見ていないところでゲームやスマホを使うようになったりすることがあります。
そのため
伊藤幸弘塾について、詳しくは下記の公式HPをご覧ください。
3-1-2:専門のカウンセリングを受ける
子どものゲーム依存を治すためには、専門のカウンセリングを受けることもおすすめします。
2章で説明したように、ゲーム依存の子どもの中には、
このような子どもの場合は、ゲーム依存そのものを治す前に、親子関係の問題から解決していく必要があります。
しかし親子関係の問題は、これまでの親子の関わり方に原因がある以上、家庭だけで改善していくことが難しいです。
そのためお子さんとの関わり方について、親子関係の専門家からカウンセリングを受けることが非常に有効なのです。
そこでおすすめなのが、親子関係に問題を抱える子どもや問題行動に走る子どもを専門としているカウンセラーの内藤佑先生です。
内藤先生は元警察官で、さまざまな問題行動を持つ子どもと関わってきた経験があり、延べ3000人の子どもの相談にのってきました。
現在は、不登校・非行専門のカウンセラーとして「リベラルコーチング」というカウンセリングサービスを通じて、多くの子どもの問題行動を改善しています。
これは、内藤先生が多くの子どもと接する中で作ってきた、子どもたちの悩み、不安を解決し、夢や目標に向かって前向きに生活できるようにサポートする手法です。
リベラルコーチングを受けることで、
- 子どもの登校拒否の改善
- 親の考え方が変わる
- 家族の会話が増える
- 勉強を頑張るようになる
といった変化が、実際に起こっているのです。
基本的に親とカウンセリングするため、子どもへの負担はなく気軽に行うことができます。
また、LINEやメールの文章の添削も、内藤先生自身が行っているため、LINE・メールを通じて子どもの状態を改善していくことが可能なのです。
初回相談は無料ですので、お気軽に試してみてください。
詳しくは以下のページをご覧ください。
3-1-3:専門の医療機関にかかる
「ゲーム依存の状態が非常に重い」
「発達障害の傾向が見られる」
「親とのコミュニケーションすら難しくなっている」
といった重い症状が出ている場合は、ゲーム依存を専門的に扱っている医療機関に相談することをおすすめします。
特に、ゲーム依存が重いお子さんの中には、発達障害や精神障害を持っている場合が少なくありません。
そのような場合、ゲーム依存に限らないさまざまな問題を、今後も抱えていく可能性も高いです。
そのため、
詳しくは、近隣の医療機関を検索して調べてみてください。
3-2:ゲーム依存が軽い場合
ゲーム依存の状態が比較的軽い場合は、家庭でも下記のようなことを実践すると、治せることがあります。
- 親子で話し合ってルールを作る
- その他の楽しいことを親子で見つける、つくる
- ゲームを物理的に遠ざける工夫をする
- 親も一緒に利用制限する
順番に説明します。
3-2-1:親子で話し合ってルールを作る
ゲーム依存の程度が軽いのであれば、親子でしっかり話し合ってルールを作ることも大事です。
たとえば以下のようなものです。
- 〇時から〇時まではゲームをしない
- 布団の中には、ゲーム機やスマホを持ち込まない
- ゲーム機やスマホを触って良いのは、1日〇時間まで
- 〇分お手伝いや勉強をしたら、〇分ゲームをやっていい
話し合った上でルールを決めれば、一方的にルールを押し付けるよりも、子どもはルールを守りやすいです。
また、ルールを一定以上守れたらご褒美をあげるといった仕組みを作り、ルールを守るモチベーションを上げてあげることも大事です。
逆に、
- ゲーム・スマホを一切使わせない
- ルールを親が勝手に作って押し付ける
- ゲームを捨てる、スマホを解約する
などの
3-2-2:その他の楽しいことを親子で見つける、つくる
ゲーム依存を治すためには、ゲーム内の世界以外に、楽しいことを見つけることも大事です。
そのため、子どもが興味を持つことを、親子で一緒に探してあげることをおすすめします。
2章で説明したように、子どものゲーム依存は、現実の世界で、
「友達や兄弟のような遊び相手がいない」
「親が構ってくれなくて寂しい」
などの問題から生まれている場合もあります。
そのため、親がもっと構ってあげたり、一緒にどこかに出かけることが増えれば、ゲーム依存が治っていくこともあるのです。
「忙しくて余裕がない」という場合もあるかもしれませんが、子どもの将来のためにも、可能な範囲で検討してみてください。
3-2-3:ゲームを物理的に遠ざける工夫をする
ゲーム機器やスマホは身近にあり、また使う機会も多くあるため、「ついつい手を伸ばしてしまう」状態から抜け出せないものです。
しかし、単純に物理的に遠ざけることで、ゲームを手に取る回数を減らすことができます。
そのため、子どものゲーム依存を治すためには、下記のようなことも試す価値があります。
- ゲームは、家の中ではリビングだけで使う(子供部屋に持ち込まない)
- 勉強中は親が預かる、決めた箱の中に入れて見えないようにする
- ゲームを閉じ込める専用のBOXを利用する(タイムロックコンテナなど)
これも強制的に行うとお子さんの反発を招く可能性がありますが、話し合った上で少しずつ、いろいろな方法を試してみることをおすすめします。
3-2-4:親も一緒に利用制限する
子どもがゲーム依存の場合、親自身もゲームやスマホに依存していることがあります。
親が依存していると子どもは、
- 親がゲーム、スマホばかり見ていて寂しいため、自分もゲームする
- 親がゲームやスマホに依存しているため、ゲームやスマホばかり見ているのが当たり前だと思ってしまう
という場合があるのです。
親自身にもゲーム・スマホ依存の自覚がある場合は、子どもと一緒に利用制限をしたり、同じルールを守るようにしてみましょう。
ゲーム依存の状態が軽ければ、親も一緒に制限することで、子どもの依存も治っていく可能性があります。
ここまで紹介したような方法で改善が難しければ、ゲーム・スマホ依存の改善にも力を入れているフリースクールを利用してみましょう。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
【不登校・引きこもりにおすすめ】フリースクール伊藤塾の8つの特徴
ここまで子どものゲーム依存を治す方法を解説してきましたが、ゲーム依存を治すためには、やってはいけないこともありますので、最後に説明します。
4章:ゲーム依存を治すためにやってはいけないこと
ゲーム依存を治すためには、下記のようなことは避けるべきです。
- 無理やりやめさせる、取り上げる
- いきなり厳しくする、抑圧的に関わる
- ゲーム依存の改善を子ども任せにする
- 家庭だけで解決しようとする
順番に説明します。
4-1:無理やりやめさせる、取り上げる
ゲーム依存を治すためには、
- 子どものゲームを無理にやめさせる
- ゲームを取り上げる
- ゲームを解約する、アプリを削除する
といった方法は避けるべきです。
無理やりやめさせれば、一時的にはゲーム依存が解消されるかもしれませんが、
さらに、無理やりやめさせようとすることで、親子関係が悪化すると、子どもは親の言うことをさらに聞かなくなったり、強く反抗するようになることもあります。
そのため、ゲーム依存を治すためには、段階的にルールを作るなどして改善していくか、3章で紹介したように専門家に頼って治していくことをおすすめします。
4-2:いきなり厳しくする、抑圧的に関わる
ゲーム依存を治すためには、いきなり子どもに厳しく対応したり、抑圧的に関わるようなことも避けるべきです。
具体的には、
- 厳しいルールを一方的に作って強いる
- 強い言葉でゲームをやめさせる
- 怒鳴りつけたり、脅すようなことを言って、子どもを従わせようとする
といった関わり方です。
このように関わると、子どもは親が、「怖い存在」「自分を脅かす存在」だと思うようになり、子どもは親に本音を話せなくなります。
本音が話せないと、外で抱えたストレスや問題を家庭で解消できず、蓄積した不満がある時に不登校・引きこもり、非行などの形で出てしまうことがあります。
また、親子関係が「怖いもの」になると他人と関わることが怖くなり、人の顔色をうかがって生活するようにもなってしまいます。
そのため、ゲーム依存を治すためには、3章で紹介したような適切な方法で行うべきなのです。
4-3:ゲーム依存の改善を子ども任せにする
ゲーム依存を治すためには、ゲーム依存の改善を子ども任せにすることも避けるべきです。
依存というのは、自分の意思ではやめたくてもやめられなくなっている状態ですので、子どもだけで治すことができないからです。
子どもは、大人よりも理性が強くありませんし、どのような悪影響があるのか分かっていないことも多いです。
そのため、
4-4:家庭だけで解決しようとする
ゲーム依存を家族だけで治そうとするのも、避けるべきです。
繰り返しになりますが、
また、家族だけで解決しようとすると、ゲーム依存の背景にある
「子どもが心に抱えている問題」「親子関係の問題」「発達障害や精神疾患」
といったことを見過ごしてしまう可能性もあります。
そのため、家庭でいろいろな工夫を行うことも大事ですが、ゲーム依存が改善しなければ3章で紹介したように、専門家を活用することをおすすめします。
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まとめ
いかがでしたか?
最後に今回の内容をまとめます。
- 社会背景にある原因
- ゲーム自体にある原因
- 家庭環境にある原因
- ゲーム・ネット教育をしてくれるフリースクールを利用する
- 専門のカウンセリングを受ける
- 専門の医療機関にかかる
- 親子で話し合ってルールを作る
- その他の楽しいことを親子で見つける
- ゲームを物理的に遠ざける工夫をする
- 親も一緒に利用制限する
■子どものゲーム依存を治すためにやってはいけないこと
- 無理やりやめさせる、取り上げる
- いきなり厳しくする、抑圧的に関わる
- ゲーム依存の改善を子ども任せにする
- 家庭だけで解決しようとする
この記事を参考に、ぜひできることから試してみてください。
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