あなたは、
「
「
などの悩みをお持ちではありませんか?
子どもに毒親的な関わり方を続けてしまうと、将来「不登校・引きこもり」「非行」になったり、社会生活が難しくなるなどの問題が出ることが多いです。
しかし、誰でも詳しい知識がなければ、毒親になってしまうおそれがあるため注意が必要です。
そこでこの記事では、まず毒親にならないために知っておくべきことを簡単に説明し、それから毒親にならないための子どもとの関わり方を解説します。
さらに、毒親にならないために、避けるべきことも説明します。
ぜひ知りたいところから読んで、できることから取り入れてみてください。
- この記事の目次
-
- 1章:毒親にならないために最初に知っておくべきこと
- 1-1:毒親とは
- 1-2:毒親の特徴
- 1-3:毒親が子どもに与える影響
- 2章:毒親にならないための関わり方の7つのポイント
- 2-1:適度な距離感を保つ
- 2-2:ありのままの子どもを認めてあげる
- 2-3:認めた上でしつけする
- 2-4:親自身が心を安定させる
- 2-5:子どものことを否定ばかりしない
- 2-6:厳しくしすぎない、怖がらせない
- 2-7:子どもの悩みや不安を軽く流さない
- 3章:毒親にならないために避けるべき7つのこと
- 3-1:親が持つ不安のまま行動する
- 3-2:過干渉、厳しすぎる
- 3-3:親が望むことを押し付ける
- 3-4:子育てを放置・放任する
- 3-5:暴力や暴言、怖がらせて従わせようとする
- 3-6:条件や対価をつけて行動させる
- 3-7:感情的に接する
- 4章:毒親になりそうだと思ったら専門家に相談しよう
- 4-1:カウンセラー
- 4-2:フリースクール
- まとめ
1章:毒親にならないために最初に知っておくべきこと
それでは、まずは毒親にならないために知っておくべき以下のことを説明します。
- 毒親とは
- 毒親の特徴
- 毒親が子どもに与える影響
順番に説明します。
毒親にならないための具体的なポイントから知りたい場合は、2章をお読みください。
1-1:毒親とは
そもそも毒親とは、
誰でも、子育てをしていれば、強く叱ってしまったり、間違った関わり方をしてしまうことはあるものです。
このような一時的な間違いをしたところで、毒親とは言えません。
そうではなく、日常的、継続的に問題のある関わり方をしてしまうのが毒親なのです。
具体的には、以下のような関わり方をしてしまう方は毒親である可能性があります。
- 子どもの言動、行動に細かく介入する、過干渉する
- 厳しすぎる、抑圧的な関わり方
- 勉強、習い事、受験などの努力を強く子どもに求める
- 言うことを聞かせるために、脅すような関わり方
- 暴力、暴言、物を投げるなどの攻撃的な行為
- 放置(ネグレクト)
思い当たるものがあれば、毒親である可能性がありますので、改善していく必要があります。
1-2:毒親の特徴
毒親の特徴としては、下記のようなものがあります。
- いつも不安があり、悲観的に考える
- 他人に心を開けない、本音で関われない
- いつも周りの目が気になる、人の顔色をうかがっている
- 神経質でちょっとしたことで傷つく
- 弱いところを見せたくないために、怒りや攻撃的な感情が出やすい
- 人間関係が続かない、安心できる人間関係を持っていない
- 子どものわがままを許せない
実は毒親は、子どもの時に「親が毒親だった」「トラウマを抱える出来事があった」などの原因から、安心できる子ども時代を送れなかった人に多いです。
今、毒親でなくても、上記のような傾向を持つ方は、毒親になってしまう可能性がありますので、毒親にならないための方法を知って実践することが大事です。
1-3:毒親が子どもに与える影響
先ほども簡単に触れたように、毒親になってしまうと、子どもには下記のような悪影響を及ぼしてしまいます。
- 親子とも、家にいるだけでストレスがたまる
- 互いに攻撃的になる
- 子どもが問題行動に走る(非行、不登校、引きこもりなど)
- 子どもの将来に問題が残る(家庭がつくれない、健全な人間関係が作れない、仕事が続かないなど)
- 子どもも将来毒親になってしまう
- 親子とも精神的に不安定になり精神疾患になる
特に、毒親の子どもは心が満たされず、人間関係に不安を持ったまま大人になってしまいます。
その結果、進学、就職、経済的な自立、結婚、その他のさまざまな社会生活において問題を持ちやすいです。
そのため「毒親にならないようにしたい」という方も、「すでに毒親かもしれない」という方も、
そこで次に、毒親にならないための、関わり方の具体的なポイントを解説します。
2章:毒親にならないための関わり方の7つのポイント
毒親にならないためには、下記のように関わり方に気を付けることが大事です。
- 適度な距離感を保ち過干渉しない
- ありのままの子どもを認めてあげる
- 認めた上でしつけする
- 親自身が心を安定させる
- 子どものことを否定ばかりしない
- 厳しくしすぎない、怖がらせない
- 子どもの悩みや不安を軽く流さない
順番に説明します。
2-1:適度な距離感を保つ
毒親にならないためには、子どもと適度な距離感を保ち、過干渉しないことが大事です。
毒親の人は、子どものことが心配だったり、子育てに関する価値観が偏っており、下記のように過干渉することが多いです。
- やることなすことケチをつける
- ほめるよりダメ出しすることが多い
- 子どもが頑張っても、もっと頑張らせよう、やらせようとする
- 細かいルール、規則を強いる
- 習い事、勉強、受験などの努力を過度に強いる
このように過干渉すると、子どもからすれば「何が正しいのか分からない」「何をしてもほめてもらえない」と感じ、親の顔色をうかがって行動するようになってしまうのです。
その結果、親のことが嫌いになったり、子どもから無視されてしまうようになることもあります。
詳しくは、以下の記事もご覧ください。
【子どもに無視される?!】その原因・理由と6つの対処法を徹底解説
毒親にならないためには、このような過干渉は避けるべきですが、そのためには「子どもと距離を保つ」という心構えが大事です。
過干渉してしまうのは、あなたが持つ子どもに対する不安が原因ですので、「子どもはある程度放っておいても育つもの」「自主的に行動させた方が育つもの」と考えてみてください。
2-2:ありのままの子どもを認めてあげる
毒親にならないためには、
子どもは、
「何もしなくても、存在そのものを親に認めてもらっている」
「ありのままの自分に、愛情を注いでもらえる」
という実感を持つことで、親子関係に安心感が得られます。
そのためには、下記のような関わり方をすることが大事です。
- 頑張った結果ではなく、頑張ったこと自体をほめてあげる
- 行動そのものより、その行動にどういう姿勢で取り組んだかを見てあげる
- 勝ち負けや成績、他の子どもとの優劣などを強く指摘しない
行動や結果の一つ一つに、大人が評価を下す必要はないのです。
ただ、「ちゃんと見てあげている」「存在を大事にしている」と伝われば良いということです。
逆に、毒親は自分の不安を解消するために、子どもに過度に頑張らせたり、自分の思い通りに行動させようとしてしまいます。
そのような関わり方をすると、子どもは「良い子」を演じたり、大人の顔色をうかがって、褒められるように行動してしまいます。
このような毒親的な関わり方には、ならないように注意してください。
2-3:認めた上でしつけする
毒親にならないためには、
しつけをすることは、お子さんの家庭の外での社会生活のためにとても大事です。
そのため、「子どもとの関わり方が分からない」「毒親的になってしまうかもしれない」と考えてしつけを放棄すると、子どもが大人になってから社会生活で困ることになってしまいます。
ただし、ここまでも説明してきたように、毒親の人は子どもに過度にしつけをしたり、歪んだ形でしつけをしてしまうことが少なくありません。
そのため、覚えておくべきことは、「認めてあげた上でしつけする」ということです。
子どもを認めてあげて、子どもにとって安心できる親であると、感じてもらった上でしつけをすることが大事なのです。
また、しつけをする上でもコミュニケーションの取り方が大事ですので、下記のように注意して行ってください。
- 何が、なぜダメなのか具体的に教えてあげる
- 失敗しても罰、ペナルティを課さない
- 理不尽に怒鳴りつけない
2-4:親自身が心を安定させる
毒親にならないためには、
ここまで簡単に触れたように、毒親になってしまう人は、子ども時代の親子関係に問題があったために、 大人になっても「満たされたい」「不安が強い」 という特徴を持っているものです。
このような不安があるために、
- 過干渉する
- 厳しくなってしまう
- 言うことを聞かない時に感情的になってしまう
- 子どものわがままを受け入れられない
といった、毒親的な関わり方をしてしまうのです。
そのため、毒親にならないためには、まずは
具体的には、自分の子ども時代を振り返り、「親に何をしてほしかったか」検討すること、自分の「満たされない思いはどのようなものか」向き合うことなどが大事です。
詳しくは、以下の記事でも解説しています。
「毒親 治し方」
心が安定していれば、子育てにも余裕をもって取り組むことができ、毒親にならず健全な親子関係を作っていくことができるのです。
2-5:子どものことを否定ばかりしない
毒親にならないためには、
毒親的な傾向がある人は、
- 忙しい時は、子どものことを無視してしまう
- 人格を否定するようなことを言っている
- 「あれはダメ、これはダメ」と行動や言動を否定することが多い
といった関わり方をすることも多いですが、これは避けるべきです。
上記のようなコミュニケーションが日常的になってしまうと、子どもからすれば、「自分は大事な存在じゃないのだ」と思ってしまいます。
その結果、親の言うことを聞かなくなったり、反抗や攻撃的な行動で構ってもらおうとしてしまう場合があります。
また、大人になった時に、子ども自身もまた毒親になってしまう可能性が高いです。
そのため、子どものことは、無視したり否定したりすることをなるべく減らして、
- 無視せず返事をしてあげる
- 人格、存在を認めてあげること、肯定すること
- 細かく行動、言動をコントロールしようとしないこと
が大事です。
2-6:厳しくしすぎない、怖がらせない
毒親にならないためには、
具体的には、
- 子どもに自信を失わせるような言動、行動
- 暴言や暴力、物を投げるなどの攻撃的な行為
- 家庭のルールが過度に厳しい
- お子さんの意思を尊重せず、親の言うことに厳しく従わせようとする
といったコミュニケーションの取り方は、子どもに悪影響になります。
毒親の人は、子どもに言うことを聞かせるために、過度に厳しくしたり、脅して行動させることがあります。
しかし、このような関わり方をしていると、子どもは、「親は自分を不安にさせる存在だ」「怖い存在だ」と感じますし、傷ついてしまいます。
親からすれば何でもないような関わり方でも、子どもにとっては「厳しい」「怖い」ものである場合があります。
そのため、厳しくしすぎず、お子さんの反応を見ながらコミュニケーションの取り方を工夫し、毒親にならないようにしましょう。
2-7:子どもの悩みや不安を軽く流さない
毒親にならないためには、
毒親の人は、下記のように子どもの悩みや不安を、軽く扱ってしまうことも多いようです。
- 悩みや弱音を「そんなこと大したことない」「気にするな」と切り捨てる
- 「自分の時代の方が大変だった」と比較して軽く扱う
- 適当に聞き流す
このような関わり方では、子どもからすれば、「自分の気持ちを尊重してくれていない」と感じて、親に頼れないと思ってしまうのです。
親からすれば元気づけるつもりであっても、逆効果になってしまいます。
このような場合は、「この子は今悩んでいるんだ」と、まずはその気持ちをしっかり受け止めてあげることが大事です。
その上で、具体的に悩みの内容を聞いてあげれば、子どもは自然に安心し、元気になっていくこともあります。
毒親にならないための関わり方を解説してきましたが、他にも知っておくべきことがあります。
それが、毒親にならないために避けるべきことです。
これから説明します。
3章:毒親にならないために避けるべき7つのこと
毒親にならないためには、下記のような関わり方、考え方は避けるようにしてください。
- 親が持つ不安のまま行動する
- 過干渉、厳しすぎる
- 親が望むことを押し付ける
- 子育てを放置・放任する
- 暴力や暴言、怖がらせて従わせようとする
- 条件や対価をつけて行動させる
- 感情的に接する
順番に説明します。
ただし、毒親の傾向を持つ方が、自分だけで関わり方や考え方を変えるのは、難しい場合も多いです。
そのような場合の対処法は、4章で紹介していますので、ぜひご覧ください。
3-1:親が持つ不安のまま行動する
毒親にならないためには、
ここまでも触れてきたように、毒親の人は子ども時代に、「親が毒親だった」「トラウマ体験があった」といった理由から、親子関係に安心感が持てず、強い不安を持ったまま大人になってしまった人が多いです。
それまでの社会生活は何とか一人で頑張ってきたとしても、いざ自分が子育てする段階になって、子ども時代の問題が原因となり、毒親になってしまうことが多いのです。
そのため、子育ての中でも、自分の強い不安を解消するための行動をとってしまいます。
具体的には、
- 周りの目が気になるため、子どもを強く叱りつける、厳しくする
- 子どもの将来が不安で、過度に教育的になる
- 自分の子ども時代と比較してしまうため、子どものわがままや甘えが許せない
- 自分の思い通りに子どもが行動しないのが許せない
といった行動をとってしまいます。
繰り返しになりますが、このような毒親的な育て方をしてしまうと、子どもの将来の社会生活に、大きな悪影響を及ぼしてしまいます。
そのため、毒親にならないためには、
一人だけで冷静に行動することが難しければ、周りにいる信頼できる人に相談して協力してもらったり、4章で紹介するように専門家の力を借りることが必要です。
3-2:過干渉、厳しすぎる
毒親にならないためには、過干渉することや、子どもに厳しく接しすぎることも避けるべきです。
毒親が行ってしまいがちな過干渉には、以下のようなものがあります。
- 子どものやることなすことが気になり細かく口出しする
- 子どもが小さいうちから、家での過ごし方に細かいルールを作って強いる
- 子どもの身の回りのことを、全部親がやってあげる
- 親が敷いたレールを、子どもに歩ませようとする
- 子どもの失敗やミスに過度に反応する
- 子どもの友人関係に強く口出しする
このような過干渉は、毒親の人にとっては、「子どものため」という強い気持ちがあっても、実際には親自身の気持ちを満たすためでしかありません。
このように過干渉して子どもを育ててしまうと、子どもが問題行動に走ったり、子どもの将来の自立を阻むことになってしまうこともあります。
毒親にならないために、「自分の気持ちを満たすために子どもに関わっていないか」「自分の人生のために子どもを利用しようとしていないか」などをよく考えることが大事です。
3-3:親が望むことを押し付ける
毒親にならないためには、
毒親の人は、これまでの人生の中で、「満たされなかった」「無条件に受け入れてもらえなかった」といった不満を強く持っていることが多いです。
そのため、子どもができると、自分が満たされなかった思いを、子どもを通して実現しようとしてしまうことがあります。
具体的には、
- 親がやりたかったことを、子どもにやらせる
- 親の子ども時代の夢を、自分の子どもに押し付ける
- 親が嫌だったことは、子どもにもやらせない
- 親が子どもに愛情を求める
というような行為です。
しかし、このような行為をすると、子どもは「やりたいことができない」「親の言うことを聞かなければいけない」という不満を強く持つようになります。
その結果、
あなたの子どもであっても、子どもはあなたの思い通りに行動させていい存在ではありません。
あなたの思いを押しつけるのではなく、
3-4:子育てを放置・放任する
毒親にならないためには、
子ども時代に不満を持ったまま、大人になってしまった毒親の人は、
- 子どもとの関わり方がわからない
- 子どものわがままや甘えを受け入れられない
- 子育てよりも自分のためのことを優先したい
といった思いが強く、子育てを放置(ネグレクト)したり、子育てに消極的で放任的に育ててしまうこともあるようです。
しかし、繰り返しになりますが、子どもは親子関係の中で健全な人間関係を築くための力を養っていくものです。
そのため、子育てを放置したり、過度に放任的に育ててしまうと、大人になってから人間関係を築くのが難しくなってしまう場合があります。
専門家であれば、あなたが持つ子育ての悩みを解決し、もっと楽に子育てできるようになる可能性も大きいです。
詳しくは、4章で紹介します。
3-5:暴力や暴言、怖がらせて従わせようとする
毒親にならないためには、
子育てをしていると、どれだけ言い聞かせても子どもが言うことを聞かず、疲れ果てて感情的に怒ってしまうことも少なくないと思います。
親も人間ですから、一時的にそのような対応をしてしまっても、それだけで大きな問題になるわけでありません。
しかし、 下記のような行為を日常的に行っていたら、子どもの将来に悪影響を及ぼしてしまいます。
- 人格を否定するような暴言
- 叩く、蹴るなどの暴力
- 物を投げたり、物を強く叩いたりして従わせようとする
- 強い言い方で怒鳴りつけたり、子どもを脅して従わせようとする
このような子どもとの関わり方は、毒親的です。
子育ての中で思いどおりにいかない事があっても、根気強く工夫して関わり続けることが大事です。
3-6:条件や対価をつけて行動させる
毒親にならないためには、
具体的には、下記のような行為です。
- 学校や習い事で、良い成績を取った時だけその結果を評価する
- 兄弟や身近なクラスメイトなどと比較して優劣をつける
- 日常的に何らかの対価をつけて頑張らせようとする
このような子育てをしていると、 子どもは頑張ることそのものを好きになるのではなく、周りと自分を比較して自分の価値を感じるようになってしまいます。
また、そのものが好きだから頑張るのではなく、何らかの対価がなければ頑張れないという考え方にもなりがちです。
そのため、繰り返しになりますが、
3-7:感情的に接する
毒親にならないためには、
毒親の人は、子どもの頃に抱えてしまった不満を、大人になっても持ち続けていることが多いです。
そのため、いつも不安や満たされない思いを持ち、 精神的に揺れ動きやすい性格になっていることが多いです。
そのため、 子どもに対してもちょっとした行為が許せず、
- ヒステリーを起こす
- 理不尽に怒鳴りつける
- 「叱る」 のではなく感情的に怒る
- 泣く、暴れるなど子どものように行動する
といったことを、してしまうことが少なくありません。
子どもに対してこのような毒親的な関わり方を続けてしまうと、親子の間に信頼関係が作られず、 子どもも満たされない思いを持ったまま大人になってしまいます。
誰でも感情的になることは避けられませんが、少しでも心を落ち着けられるようにすること、
とはいえ、毒親的な傾向がある場合、「自分の力だけで自分の行動や考え方を変えていくのが難しい」と思われるかもしれません。
そこで最後に、毒親にならないために、専門家の力を借りる方法を紹介します。
4章:毒親になりそうだと思ったら専門家に相談しよう
毒親にならないためには、下記のような専門家の力を借りることも大事です。
- カウンセラー
- フリースクール
専門家の力を借りることに、抵抗がある場合もあるかもしれませんが、毒親にならず健全な親子関係を作っていくことは、子どものためにも、あなたのためにも大事なことです。
無料で相談できる場合もありますので、ぜひお気軽に活用してみてください。
順番に紹介します。
4-1:カウンセラー
あなたが、
「毒親になりたくない」
「子どもとの正しい関わり方を知りたい」
「子どもの問題行動を解決したい」
とお考えの場合は、親子問題を専門とするカウンセラーに相談することをおすすめします。
繰り返しになりますが、「毒親になりたくない」と思っても、自分だけで自分を変えるのは難しいものです。
現状を変えられないまま、毒親的な行動を続けてしまうと、
- 子どもが傷つきやすく、心が不安定なまま育つ
- 子どもが安心して人と関わることができない
- 将来的に不登校・引きこもりや、精神疾患、失業などさまざまな問題に繋がる
- 親であるあなたのストレスも蓄積されていく
といった問題があります。
そのため、
おすすめなのが、親子関係や不登校・非行の子どもを専門とする、カウンセラーの内藤佑先生です。
内藤先生は、元警察官でさまざまな問題行動を持つ子どもと関わってきた経験があり、延べ3000人の子どもの相談にのってきました。
現在は、不登校・引きこもり専門のカウンセラーとして、「リベラルコーチング」というカウンセリングサービスを通じて、多くの親子関係や、子どもの問題行動を改善しています。
これは、内藤先生が多くの親子と接する中で作ってきた、子どもたちの悩み、不安を解決し、夢や目標に向かって前向きに生活できるようにサポートする手法です。
リベラルコーチングを受けることで、
- 親子関係や関わり方が改善する
- 子どもの引きこもりの改善
- 親の考え方が変わる
- 家族の会話が増える
- 勉強を頑張るようになる
といった変化が、実際に起こっているのです。
基本的に、親とカウンセリングするため、子どもへの負担はなく気軽に行うことができます。
また、LINEやメールの文章の添削も、内藤先生自身が行っているため、LINE・メールを通じて子どもの状態を改善していくことが可能なのです。
初回相談は無料ですので、お気軽に試してみてください。
詳しくは以下のページをご覧ください。
4-2:フリースクール
毒親にならないためには、
フリースクールとは、問題行動があるお子さんや、家庭・親子関係に問題を抱える子どもが通うための施設です。
全寮制、通学制、訪問サポートなどのサービスがあり、家庭の状態に応じて適切なサポートを受けることができます。
フリースクールにもよりますが、フリースクールを活用することで下記のようなメリットがあります。
- 温かいスタッフや同年代の仲間と生活し、情緒的に成長できる
- 全寮制で生活全般を改善できる
- 心のケアをしてもらえる
- スマホ・ゲーム依存を改善可能
- 自分のペースで通って社会に出る準備ができる
- 集団生活の中で社会性、コミュニケーション力を身に付けられる
- 身の回りのことを自分で行い自立していける
- 親に対する面談や連絡を通じたサポートもある
フリースクールであれば、お子さんの問題行動や、親子関係改善の対応実績が豊富にあるため、どのような経緯で親子関係の問題が生まれていても、改善・解決していくことが可能です。
一時的に距離を取ることで、親御さんも落ち着いて自分と向き合うことができるはずです。
フリースクールの中でもおすすめなのは、伊藤幸弘塾です。
伊藤幸弘塾は、全寮制、通学制、訪問サポートを行っており、これまで多くの引きこもりのお子さんも受け入れてきました。
詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。
以下の記事も参考にしてみてください。
【不登校・引きこもりにおすすめ】フリースクール伊藤塾の8つの特徴
まとめ
いかがでしたか?
最後に今回の内容をまとめます。
■毒親にならないためのポイント
- 適度な距離感を保ち過干渉しない
- ありのままの子どもを認めてあげる
- 認めた上でしつけする
- 親自身が心を安定させる
- 子どものことを否定ばかりしない
- 厳しくしすぎない、怖がらせない
- 子どもの悩みや不安を軽く流さない
■毒親にならないために避けるべきこと
- 親が持つ不安のまま行動する
- 過干渉、厳しすぎる
- 親が望むことを押し付ける
- 子育てを放置・放任する
- 暴力や暴言、怖がらせて従わせようする
- 条件や対価をつけて行動させる
- 感情的に接する
■毒親にならないために頼るべき専門家
- カウンセラー
- フリースクール
毒親にならないように、ぜひできることから試してみてください。
【この記事で紹介した専門家・相談先】
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