あなたは、
「
「高校生の問題行動の
「子どもの問題行動を
などの悩み、疑問をお持ちではありませんか？
高校生になると、多くのお子さんが親に反抗したり、言うことを聞かなくなったりするため、悩みを抱えるご両親は多いようです。
結論から言えば、一般的な行動を逸脱したレベルの問題行動を行っている場合、この記事で解説する適切な対処法を取ることをおすすめします。
なぜなら、
そこでこの記事では、まずは高校生の問題行動に多いものをピックアップして紹介し、次に高校生の問題行動の原因について解説します。
さらに、お子さんの問題行動を改善するための、具体的な対処法も詳しく説明します。
知りたいところから読んで、これからの行動に活かしてみてください。
- この記事の目次
-
- 1章：高校生の問題行動に多いもの
- 1-1：家庭での問題行動
- 1-1-1：親への反抗
- 1-1-2：まともなコミュニケーションが取れない
- 1-1-3：暴力行為などがある
- 1-2：学校での問題行動
- 1-3：不良行為
- 1-4：非行、少年犯罪
- 2章：高校生の問題行動の原因
- 2-1：親との関係、生育環境の問題
- 2-1-1：過干渉、溺愛的なかかわり方
- 2-1-2：しつけがゆるい
- 2-1-3：しつけが厳しすぎる
- 2-1-4：虐待など
- 2-2：お子さんの性格、特性の問題
- 2-3：発達障害、精神疾患
- 2-4：親自身の問題
- 2-5：地域や学校の問題
- 3章：高校生の問題行動をやめさせるための具体的な方法
- 3-1：問題行動が軽度の場合
- 3-1-1：お子さんの話を丁寧に聞く
- 3-1-2：家庭環境を改善する
- 3-1-3：インターネットやゲームの利用制限
- 3-1-4：学校と相談する
- 3-2：問題行動が重度の場合
- 3-2-1：専門家に相談する
- 3-2-2：医療機関に相談する
- 3-2-3：行政の窓口に相談する
- まとめ
1章：高校生の問題行動に多いもの
それではさっそく、高校生の問題行動に多いものから解説していきます。
問題行動の原因から知りたい場合は、2章からお読みください。
1-1：家庭での問題行動
高校生の問題行動として多いものは、ご家庭でのものだと思います。
具体的には、
- 親への反抗
- まともなコミュニケーションが取れない
- 家庭内暴力がある
などです。
順番に説明します。
1-1-1：親への反抗
家庭での問題行動として多いのが、
「親の言うことを聞かない」
「親に反抗する」
「キレやすい」
「家のことを手伝わない」
といったものです。
もっと幼いころは素直だったのに、中学生、高校生になるにつれて反抗するようになるのは、きわめて一般的なことです。
そのため、
しかし、
- 反抗の程度が度を超えている
- 攻撃的、暴力的
- 昼夜逆転して自分勝手に行動している
- 学校に行かなくなった
といった問題行動であれば、ご家庭だけで改善することは難しいです。
そのため、このような場合は、3章で紹介する方法で早めに行動を始めることをおすすめします。
1-1-2：まともなコミュニケーションが取れない
高校生の問題行動として、
- 家庭で何を言っても無視される
- 親の言うことをまったく聞かない
- 問題行動を指摘すると、強い暴言などで反抗する
- 普通の会話がまったくできない
というケースもあると思います。
高校生であれば、反抗で円滑な会話ができないことは一般的ですので、コミュニケ―ションだけの問題であれば、深く考える必要はありません。
しかし、これらに加えて、これから紹介するような
そのため、3章で紹介する対処法を検討することをおすすめします。
1-1-3：暴力行為などがある
ご家庭で、
- ご両親や兄弟に対する、激しい暴言や暴力行為がある
- 物を叩く、投げる、壊す
といった暴力的、攻撃的な問題行動がある場合は、ご家庭だけで改善することは難しいです。
このような場合、
このような状態であれば、医療機関や専門家などの力を借りなければ、お子さんはますます問題行動を悪化させてしまうため、適切な行動方法を取るようにしてください。
1-2：学校での問題行動
高校生の場合、学校での問題行動も多いです。
多いものとしては、
- 校則違反
- 授業妨害
- 無断欠席、さぼり
- 先生への強い反抗（暴言、暴力など）
- 生徒へのいじめ
- 学校内での喫煙
といったものがあります。
高校の場合、中学校よりも校則違反、問題行動の処罰が厳しく、留年や退学のリスクも大きいです。
しかし、そのようなリスクがあっても、問題行動が止められないお子さんも少なくありせん。
留年、退学は、お子さんの進路に大きな影響を与えるだけでなく、お子さんに大きな挫折感を与えます。
そのため、そういったことになる前に、
1-3：不良行為
高校生になると、学校や家庭の外で下記のような「不良行為」を行うことも多いです。
具体的には、
- 飲酒、喫煙
- 自動車などでの暴走行為
- 性的いたずら
- 薬物乱用
- 粗暴行為
- 刃物所持
- 家出、無断外泊
- 深夜徘徊
- 金品不正要求
などがあります。
参考：不良行為の種別及び態様
このような問題行動をとっている場合は、ご家庭や学校だけで改善することは難しい場合が多いです。
これらの行為は、警察も補導する程度で、これらの行為が直接に、お子さんの未来に大きな悪影響を与えるわけではありません。
しかし、そのまま周りの大人が諦めて放置してしまうと、
そのため、該当する問題行動がある場合は、早めの対処が必要です。
1-4：非行、少年犯罪
非行、少年犯罪と言われるものは、刑法に違反するような問題行動です。
具体的には、
- 暴行
- 傷害
- 恐喝
- 窃盗
- 詐欺
- 賭博
といったものがあり、これらの行為を犯してしまうと警察に捕まり、「
そうなると、不良グループにしか居場所がなくなり、犯罪行為を繰り返すようになる可能性もあるのです。
高校生であれば、今すぐ対処して更生させていくことで、改善できる余地があります。
そのため、これらの問題行動があるなら、すぐに3章で解説する行動を始めることをおすすめします。
非行による犯罪について、詳しくは下記の記事をご覧ください。
【非行で多い犯罪とは】その原因から今すぐやるべき対策まで徹底解説
「でも、なぜ子供が問題行動をとるようになってしまったんだろう」
という疑問もあると思いますので、次に高校生の問題行動の原因について解説します。
2章：高校生の問題行動の原因
高校生の問題行動は、何が原因になっているのか、見極めてから行動することが大事です。
高校生の問題行動の原因には主に、
- 家庭環境、親との関係の問題
- 個人の性格、特性の問題
- 学校、地域の問題
がありますので、それぞれ順番に説明します。
2-1：親との関係、生育環境の問題
1章で解説したような激しい問題行動がある場合は、お子さんとご両親の関係性や、お子さんの家庭環境に問題があった可能性があります。
具体的には、
- 過干渉、溺愛的な関わり方
- しつけがゆるい
- しつけが厳しすぎる
- 虐待、ネグレクト
などです。
それぞれ簡単に説明します。
2-1-1：過干渉、溺愛的なかかわり方
親がお子さんに対して過干渉してきた、溺愛してきたといった場合は、お子さんが問題行動に走る場合があります。
不満、ストレスが限界まで来た結果、それが問題行動という形で出てしまっていることもあるのです。
2-1-2：しつけがゆるい
しつけとは、お子さんが社会に出る前に、社会のルールに従って行動できるように行うものです。
そのため、しつけが十分でなければ、
そのため、学校の先生の指導や校則に反発してしまい、それが問題行動として現れている場合もあるのです。
2-1-3：しつけが厳しすぎる
逆に、しつけが厳しすぎても、自由に行動できない反発から問題行動に走ることがあります。
本来、
親からすると「これくらい普通だろう」と思うことでも、お子さんからすれば
「なんでうちだけこんなに厳しいんだろう」
「なんでこんなに口出しされなければいけないんだろう」
と強い不満を持っている可能性があります。
そのため、
2-1-4：虐待など
ご家庭で、
- 身体的虐待（暴行）、精神的虐待（人格否定など）、性的虐待を受けていた
- ネグレクト（育児放棄）
といったことが行われていた場合、お子さんはトラウマを抱えて問題行動に走ってしまうことが、複数の研究から明らかになっています。
特に、
こういったお子さんは、「
これらのように、高校生に限らずお子さんの問題行動の原因は、ご家庭にある場合が多いです。
しかし、それだけではありません。
これから解説する他の要因も合わさって、問題行動が出ていることも多いのです。
2-2：お子さんの性格、特性の問題
高校生で問題行動に走ってしまうようなお子さんは、お子さん自身の性格、特性がその原因である場合もあります。
そのような特性自体が、これから紹介するように医学的に取り扱われる場合もあるため、知っておいてください。
「攻撃的な行動をする」「物を破壊する」「嘘、盗みをする」といった特徴を持つお子さんに該当するものです。
虚言、いじめ、喧嘩や暴行行為を何度も起こすようなお子さんの場合は、この診断名が付けられることがあります。
高校生のお子さんに「怒りっぽい気分」「口論や挑発的行動」「執念深い」といった問題行動が持続する場合に該当する診断のことで、普通のお子さんの反抗よりずっと重いもののことです。
また、かんしゃくがひどい、物の破壊、他者への攻撃といった制御不能の攻撃性が特に大きい場合は、「
もちろん、こういった症状は表面的なもので、その背景にさらに原因となる症状や家庭環境などがあるのが一般的です。
しかし、これらの症状が出る原因は、多様、複雑であることも多いため、まずは非行、暴力の原因となるこれらの症状にお子さんが該当しないか、確認することが大事です。
2-3：発達障害、精神疾患
高校生で問題行動に走ってしまうお子さんの場合、発達障害・精神疾患を持っていることも多いです。
もちろん、発達障害があるから、必ず問題行動に走るというわけではありません。
しかし、発達障害や精神疾患があると、
- 学校の規則や先生の言うことに従うことができない
- 授業中、静かにしていることができない
- 周囲に合わせることができない
- 周りのお子さんとトラブルを起こしてしまう
といったことも多いです。
中学生までは学校が厳しくなく、それほど問題行動が目につかなかった（もしくは許されていた）ということもありますが、高校になると学校は、より厳しく強制的になるのが一般的です。
そのような
具体的には、下記のようなものです。
ADHD（注意欠如・多動症） ：気がそれやすい、集中できない、過剰に動き回る、衝動的など自閉症スペクトラム症 ：社会的コミュニケーションの障害、特異なこだわりがある、極端に不器用、パニックになりやすいなどLD（学習障害） ：読み書き、計算のいずれかの学習が困難統合失調症 ：幻覚、妄想、独り言、一人笑い、被害妄想、引きこもりがちになるなど
近年では、発達障害や精神疾患のお子さんも少なくないことが分かり、治療や対処の方法も多く存在しています。
そのため、早めに対処すれば、お子さんなりに社会に馴染んでいくこともできます。
しかし、
そのため、思い当たることがある場合は、医療機関への相談をおすすめします。
2-4：親自身の問題
親自身に問題がある場合も、お子さんが問題行動に走る場合があります。
具体的には、下記のような特徴を持つ親がいる家庭では、お子さんは問題行動に走りやすいのです。
- アルコール依存
- 家庭内暴力
- 異性問題
- 親の反社会的行為
- 両親の不仲
- 貧困
- 虐待
2017年の研究によると、
※アタッチメントの観点から非行・犯罪をモデル化する Japanese Psychological Review2017
あなたのご家庭でも、上記のような問題を抱えている場合は、お子さんの問題行動の原因になっていることがあります。
2-5：地域や学校の問題
お子さん自身の問題や育ち、親といった家庭環境以外でも、地域や学校との関りの問題があります。
- 地域が荒れていて非行グループがある
- 学校の校風が合わず、お子さんが馴染めなかった
といった場合は、それがきっかけとなって非行に走るようになる場合があります。
中学生から高校生になると、地元から離れて交友関係が増えたり、通学範囲が広がることで、お子さんにとっての社会が大きく変わります。
そのため、悪い交友関係と繋がる機会も当然増えますので、その結果、問題行動に走るようになることもあるのです。
地域や学校に問題がある場合でも、簡単に引っ越すわけにもいかない、と思われるかもしれませんが、それでもできることはあります。
そこで次に、非行による問題行動をやめさせるための対処法について、詳しく解説します。
3章：高校生の問題行動をやめさせるための具体的な方法
高校生のお子さんが問題行動に走っているという場合、今のうちに適切な対応を取ることで、改善していくことが可能です。
そのためには、
そこでここでは、すぐに取りかかれる問題行動の対処法を、具体的に解説していきます。
ただし、注意して頂きたいのが、家庭だけでできる対策には限界もあるということです。
そのため、
おすすめなのは、こちらの元警察官の非行専門カウンセラー、内藤佑先生です。
警察官とカウンセラーとしての経験から、延べ3000人のお子さんの問題行動の改善に取り組んできました。
詳しくは下記のページをチェックしてみてください。
非行専門カウンセラー内藤佑先生の公式HPはコチラ
3-1：問題行動が軽度の場合
お子さんの問題行動が軽度であり、ご家庭だけでも改善できる程度であれば、下記のことで改善できる場合があります。
- 本人と接する時間を増やし、話を聞く
- 安定した家庭環境を整える
- インターネットなどの利用制限
- 学校と相談する
もちろん、年齢的なこともあり、急速に改善できるということはないでしょう。
しかし、会話が増えたり、不満を素直に言ってくれるようになる、といった変化は期待できます。
順番に解説します。
3-1-1：お子さんの話を丁寧に聞く
2章でも解説したように、問題行動を起こすお子さんは、ご両親に対して、
「自分には興味がない」
「構ってもらえない」
「自分のことは理解してくれない」
などといった
その不満が、問題行動の原因となっている場合も多いです。
そのため、お子さんとの会話を工夫し、「
少しずつでも関わる時間を増やしていくことで、お子さんは愛情を感じ、自然に問題行動を起こさなくなっていくのです。
話を聞く時は、お子さんに対して「こうしなさい」といった指示やアドバイスや、「それは間違ってるよ」という解釈などはなるべくしないようにしてください。
そのため、まずは信頼関係を築くために、
- できるだけ長く話す
- 相槌を打ち、しっかり聞く姿勢を見せる
- 言うことを否定しない
といったことを心掛けてコミュニケーションを取ってみてください。
そうすればお子さんから、自分の気持ちを話してくれるようになっていきます。
3-1-2：家庭環境を改善する
2章でも解説したように、お子さんが問題行動を起こす原因に、家庭環境の問題がある場合もあります。
これまでの親子関係に問題があった場合は、3-１–１で書いたように親子関係から見直していくことが大事です。
しかし、それ以外にも、
- 両親の不仲
- 多忙で子供に構っていない
- 虐待や放置
- 親の失業、貧困
- 兄弟間での扱いが違う
- 進学のための勉強、習い事などを強制している
- 親が厳しすぎる
といった問題があるなら、それもお子さんの問題行動の原因になり得ます。
そのため、
もちろん、すぐにできることではないと思います。
しかし、安定した環境なしにお子さんの状態の改善は難しいですので、できることから前向きに取り組んでみてください。
3-1-3：インターネットやゲームの利用制限
最近では、ほとんどのお子さんが高校生になると、自分のスマートフォンを持っていると思います。
そして、スマホを使ってSNSやゲームをするお子さんも多いですが、
高校生と言えども、まだしっかり善悪の区別をつけたり、自分で依存的にならないようコントロールすることは難しいです。
そのため、スマホを長時間利用するようになり、
- 間違った情報、過激な情報に触れる
- SNSでの交流から悪い交友関係ができる
- SNSからトラブル、いじめに発展する
というようなことから、問題行動に走るリスクを高める可能性があるのです。
したがって、お子さんがインターネットやゲームなどを長時間利用している場合は、
もちろん、ちゃんと利用すれば便利な媒体ですので、利用時間を制限するなどの工夫をして使わせるようにすることをおすすめします。
ただし、言うことを全く聞いてくれないとか、反抗してくる場合は、専門家に依頼することをおすすめします。
3-1-4：学校と相談する
お子さんの問題行動が軽度のうちは、
特に、問題行動が学校で起こっている場合、学校でお子さんがどういう態度なのか、教師とコミュニケーションを取っていくことは不可欠です。
また、教師との間でコミュニケーションがうまくいかなかったり、教師にも問題があるという場合もあると思います。
その場合は、中立的な立場で相談することが期待できる、スクールカウンセラーに相談するのもおすすめです。
スクールカウンセラーには
- 相談、アドバイス
- 医療機関と連携して、状態を診断できる
- 予防のために学校と対処する
といった役割があるからです。
ただし、スクールカウンセラーは、学校で多くの生徒の問題に関わっていたり、学校側が協力的でなく積極的に動けない、ということもあります。
そのような場合は、これまで紹介したその他の方法や、専門家に相談することをおすすめします。
ただし、
3-2：問題行動が重度の場合
お子さんの問題行動の程度が、
- 家族でも止められない
- 暴力がひどい
- まともなコミュニケーションが取れない
- 犯罪行為をしている
といった重度の場合は、家庭環境の改善だけで更生させることは難しいです。
むしろ、無理に関わろうとすることで、かえって問題行動を悪化させてしまう可能性もあります。
そのため、これから紹介する方法を実践することをおすすめします。
3-2-1：専門家に相談する
何より最初に行っていただきたいのが、
高校生になると、ある程度人格的にも成長してきますので、早めに更生させていかないと、年齢を重ねるほど状態を改善することが難しくなってしまいます。
そのため、問題行動改善のために頼れる専門家である、解決の実績が多いフリースクールやカウンセラーなどに相談することをおすすめします。
ただし、高校生の問題行動の解決は非常に高い専門的な能力が求められます。十分に能力、経験を持たない専門家に依頼してしまうと、高校生がかえって反抗して、問題行動を悪化させてしまう可能性もあるのです。
おすすめしたいのが、元警察官で延べ3000人の非行のお子さんの相談にのってきた、非行専門カウンセラー内藤佑先生の「リベラルコーチング」というサービスです。
これは、内藤先生が警察官やカウンセラーとして非行少年と接する中で作ってきた、お子さんたちの悩み、不安を解決し、夢や目標に向かって前向きに生活できるようにサポートする手法です。
リベラルコーチングを受けることで、
- お子さんの非行の改善
- 親の考え方が変わる
- 家族の会話が増える
- 勉強を頑張るようになる
といった変化が、実際に起こっているのです。
詳しくは以下のページをご覧ください。
非行専門カウンセラー内藤佑先生の公式HPはコチラ
3-2-2：医療機関に相談する
2章で解説したように、高校生で問題行動を起こす場合、発達障害や精神疾患を持っている場合もあります。
その場合、医療機関にかかって適切な対処法を知ることが必須です。
発達障害はお子さんの特性であり、その特性自体を変えることはできません。
しかし、
精神疾患の場合は、医療機関にかかって治療しなければ治りませんので、なおさらです。
お子さんの問題行動の原因は、ご両親だけでは分かりません。
そのため、一度診断を受けてみることをおすすめします。
3-2-3：行政の窓口に相談する
専門家に相談するのが一番ですが、もし他の手段も試したいという場合は、
ご家庭内だけで問題を抱えていると、親の方もストレスで辛くなってしまいます。
そのような場合は、まずは親しい身近な人に相談してみるのも一つの手段です。
少しは気が楽になるかもしれません。
しかし、それだけでは根本的な問題解決にはなりませんので、やはり根本的に解決したいなら専門家への依頼をおすすめします。
また、行政の窓口を活用する手段もあります。
非行の相談窓口としては、
- こころの健康相談統一ダイヤル（厚生労働省）
- 法務少年支援センター（法務省）
- 青少年相談センター（都道府県）
- 児童相談所（都道府県）
- 少年サポートセンター（警察）
行政であれば無料で相談できますので、まずこういう所に相談してみたいという方にはおすすめです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
非行の相談先8選！選び方から相談する6つのメリットまで徹底解説
まとめ
いかがでしたか？
最後に今回の内容をまとめます。
- 親への反抗
- まともなコミュニケーションが取れない
- 家庭内暴力がある
- 家庭環境、親との関係の問題
- 個人の性格、特性の問題
- 学校、地域の問題
- お子さんの話を丁寧に聞く
- 家庭環境を改善する
- インターネットやゲームの利用制限
- 学校と相談する
- 専門家に相談する
- 医療機関に相談する
- 行政の窓口に相談する
この記事の内容を参考に、できることからはじめてみてください。
