1. ホーム
  2. 子供の引きこもり
  3. 【大阪の通信制高校おすすめ3選】それぞれの特徴と選び方を解説
公開日 : 2020/12/16
最終更新日 : 2022/12/26
子供の引きこもり

【大阪の通信制高校おすすめ3選】それぞれの特徴と選び方を解説

不登校・非行などお子様の問題についてお気軽にLINEでご相談ください。コノミライ相談事務局 LINE登録はこちら
不登校・非行などお子様の問題についてお気軽にLINEでご相談ください。コノミライ相談事務局 LINE登録はこちら

あなたは、

大阪で良い通信制高校を見つけたい

子供にあった通信制高校の探し方を知りたい

といった疑問をお持ちではありませんか?

不登校・引きこもりのお子さんは、周りの環境から影響を受けやすいため、学校選びがとても大事です。

大阪の不登校・引きこもりのお子さんの場合、結論から言えば以下の3つの通信制高校がおすすめです。

ただし、どの学校でも良いわけではありません。

お子さんの状態、性格や目指すものなどによって、合う学校が異なってくるからです。

そこでこの記事では、まずはこれら3つの学校について特徴、コース、場所、費用などを詳しく解説し、その後に、お子さんにあった通信制高校を見つけるポイントをお伝えします。

さらに、最後にフリースクールという選択肢についてもお伝えします。

ぜひ興味のあるところから読んで、これからの学校選びに役立ててください。

記事の目次

この記事の目次

1章:大阪でおすすめの通信制高校3選

大阪でおすすめの通信制高校

それではさっそく、大阪でおすすめの通信制高校を厳選して3つ紹介します。

どの学校も歴史があり、十分なノウハウを持っている大手の学校です。

気になる所があれば、ぜひお気軽に資料請求してより詳しくチェックしてみてください。

通信制高校の選び方から知りたい場合は、2章からお読みください。

1-1:KTCおおぞら高等学院

KTCおおぞら高等学院

高卒資格がゴールじゃない。なりたい大人になるための学校。

KTCおおぞら高等学院
KTCおおぞら高等学院の特徴
  • 自分の個性や興味に合わせて 3つの学科から選べる!
  • 進学・プログラミング・マンガ・ネイルなど多様なコース!
  • 海外体験プログラムも!

KTCおおぞら高等学院は、2002年に設立されて以降、全国にキャンパス(サポート校)を展開してきた大手の通信制高校です。

結論から言えば、KTCおおぞら高等学院は、「高卒資格だけでも取得させたい」「何か強みを見つけてあげたい」という場合におすすめです。

1-1-1:大阪のキャンパスの所在地

KTCおおぞら高等学校の大阪のキャンパスは、下記の3か所にあります。

■梅田キャンパス

〒530-0015

大阪府大阪市北区中崎西2-4-43 山本ビル梅田

阪急大阪梅田駅茶屋町口改札口より東へ徒歩5分

■大阪東キャンパス

〒577-0058

大阪府東大阪市足代北2丁目2-18 2F

近鉄大阪線/奈良線布施駅より徒歩5分

■境キャンパス

〒591-8023

大阪府堺市北区中百舌鳥町5丁6番 中百舌鳥駅前ビル 4F

南海電鉄 中百舌鳥駅より徒歩1分

それぞれのキャンパスで受けられるコース等に違いもありますが、キャンパスごとに説明会や体験学習、見学会も実施されています。

詳しくは、ぜひ問い合わせてみてください。

1-1-2:カリキュラム・コース

KTCおおぞら高等学院のカリキュラム・コースとしては、以下の3つのうちから、お子さんの状況、性格、関心に合わせた選択が可能です。

  • 興味を追求する「みらい学科」:プログラミング、ネイル、マンガなどの専門コースがある
  • アドバンス学科:進学のために志望校に合わせた学習が可能
  • スタンダード学科:自分のペースで学べる普通学科

最低限の高卒資格が取得できれば良い、という場合は、スタンダード学科が向いています。

しかし、お子さんに何らかの強みを身に付けたいという場合は「みらい学科」、お子さんに大学受験をさせたいという場合は、進学のためのより大きな学習のサポートが受けられる「アドバンス学科」がおすすめです。

1-1-3:サポート校(キャンパス)

KTCおおぞら高等学院は、厳密に言えば、

  • 「KTC学園屋久島おおぞら高等学校」という高校
  • KTCおおぞら高等学院(サポート校)

という通信制高校とサポート校に分かれています。

「自宅だけで学習し高卒資格を得たい」というお子さんの場合は、通信制高校にのみ入学して自宅で学習を進めることができます。

しかし、

「自分のペースで通学して学びたい」

「コースに入って進学や専門資格取得などに取り組みたい」

という場合は、サポート校にも入学する必要があります。

「どうしても通えない」という場合以外であれば、サポート校も利用することをおすすめします。

1-1-4:費用

KTCおおぞら高等学院では、コースごとに異なる授業料が設定されていますが、スタンダード学科の年間授業料は以下の通りです。

  • ウィークデイコース(週5日通学):39万6000 円(税込み)
  • ツーデイコース(週2日通学):15万8400 円(税込み)
  • 個別指導コース:58万800 円(税込み)

※みらい学科、アドバンス学科の費用は異なります。

※これはサポート校の費用であり、プラスして通信制高校としての費用もかかります。

KTCおおぞら高等学校費用について、詳しくは下記の記事で解説していますのでこちらもご覧ください。

【KTCおおぞら高等学院の費用】安くなる場合と5つのおすすめの理由

お子さんが選びコースや通学ペースによっても費用が変わってきますので、まずはお気軽に資料請求してみてください。

1-2:ルネサンス大阪高等学校

ルネサンス大阪高等学校は、2006年に設立された通信制高校で、全国にキャンパスを持つ大手の学校です。

これまでの数多くの生徒が高卒資格を取得しており、ITに強い教育に特徴があります。

また、多くのコースを利用できるため、好きなことを追求していきたいお子さんに向いています。

1-2-1:大阪のキャンパスの所在地

ルネサンス高等学校のキャンパスは全国にありますが、大阪には下記の2か所にあります。

■ルネサンス大阪高等学校

〒530-0012

大阪府 大阪市北区 芝田2-9-20 学園ビル

アクセス:大阪駅・梅田各駅から徒歩5分

■梅田eスポーツキャンパス

〒530-0027

大阪府大阪市北区堂山町1-5 三共梅田ビル7F

御堂筋線梅田駅より徒歩8分

それぞれのキャンパスで、受けられるコース等に違いもありますが、キャンパスごとに説明会や体験学習も実施されています。

詳しくは、ぜひ問い合わせてみてください。

ルネサンス大阪高等学校

1-2-2:カリキュラム・コース

ルネサンス高等学校には、通信型のコースだけでなく、下記の通学コースもあります。

学校での仲間作りが可能ですし、社会性を身に付けるための経験も積むことができますので、ぜひご検討ください。

  • スタンダードコース:いろいろな体験をしながら高卒資格を得たいお子さん向け
  • eスポーツコース:プロゲーマーとして活躍するためのスキルを身に付けたいお子さん向け
  • アート&サイエンスコース:お子さんが自分で「探究」する内容を決めて実践していくコース

また、さらにルネサンス高等学校では、様々なカリキュラムを追加することができる「ダブルスクール」という仕組みがあり、下記のコースが用意されています。

  • 個別授業コース
  • 英会話コース
  • 美容師養成コース
  • パソコン実用コース
  • ビューティコース
  • 芸能コース
  • 海外留学コース

このように、好きなことを追求しやすい環境にあるため、普通の学校が合わない個性的なお子様におすすめです。

1-2-3:サポート校(キャンパス)

ルネサンス高等学校は、早くからインターネットを使った学習コンテンツの作成に力を入れており、スマホ・タブレット・パソコンでの映像学習が充実している点に特徴があります。

スマホだけあれば、効率的に学び、レポート提出やその添削までオンラインで行うことが可能です。

そのため、通学せず自宅のみの学習も可能ですが、大阪のキャンパスに通学して学ぶこともおすすめします。

ルネサンス大阪高等学校では、スタンダードコースでは週に2~3日程度通学して、しっかりとサポートを受けながら学習を進めることができます。

同級生や先輩、後輩と接してコミュニケーション能力を高める、卒業後の進路を相談しながら決める、といった支援も受けられるため、ぜひ検討してみてください。

1-2-4:費用

ルネサンス大阪高等学校の学費は、下記の通りです。

  • 入学金:5万円(初年度のみ)
  • 授業料:25万円(毎年)
  • 施設設備費:2万円(毎年)
  • 教育関連諸費:5万円(毎年)

ただし、一定の条件を満たせば、国の就学支援金をもらうことができるため、実質的な負担は、初年度5万円、2年目0円、3年目2万円となります。

詳しくは、資料請求してチェックしてみてください。

ルネサンス大阪高等学校

1-3:鹿島学園高等学校(カシマの通信)

鹿島学園高等学校(カシマの通信)は、1989年創立の全日制高校鹿島学園が設置した通信制コースです。

通信制は、2003年から運営されており、全日制高校の教育ノウハウを活かした充実したカリキュラムに定評があります。

多くのコース・スタイルからお子さんに合った通い方・続け方を見つけることができます。

1-3-1:大阪のキャンパス(スクール校)

鹿島学園高等学校は、大阪には下記のキャンパスがあります。

■大阪中央エミール高等学院

〒541-0056

大阪府大阪市中央区久太郎町1-8-15 浪華ビル内

大阪メトロ 堺筋線・中央線 「堺筋本町」6号出口 徒歩2分

■大阪梅田キャンパス

〒530-0002

大阪府大阪市北区曽根崎新地1-4-10 銀泉桜橋ビル4階

JR大阪駅徒歩5分、JR北新地駅徒歩1分、地下鉄四つ橋線西梅田徒歩1

■KG京橋高等学院

〒534-0024

大阪府大阪市都島区東野田町1-21-14 ニュー若杉ビル801

京阪電車京橋駅

JR京橋駅

■境キャンパス

〒590-0013

大阪府堺市堺区東雲西町1-6-16

JR堺駅から徒歩3分

■藤井寺キャンパス

〒538-0027

大阪府藤井寺市岡2-8-37 フジビル202

近鉄南大阪線・藤井寺駅から徒歩3分

■高槻個別指導キャンパス

〒569-0804

大阪府高槻市紺屋町1-1 グリーンプラザたかつき1号館1F

JR高槻駅から徒歩3分

■岸和田キャンパス

〒596-0048

大阪府岸和田市上野町西19-25 サクセスゼミ内

南海本線「和泉大宮」駅から徒歩5分

■FC大阪高等学院・堺校

〒590-0048

大阪府堺市堺区一条通20-13 SKビル2階

南海高野線・堺東駅

■大阪あべの学習センター

〒545-0051

大阪府大阪市阿倍野区旭町1-6-3 あべのハミング105

JR各線・御堂筋線「天王寺」駅

近鉄「阿部野橋」駅から徒歩7分

■なんばキャンパス

〒556-0016

大阪府大阪市浪速区元町1-2-2 井上難波ビル6F

大阪市営地下鉄四つ橋線・千日前線なんば駅(30番出口)から徒歩1分

JR難波駅、近鉄・阪神難波駅から徒歩3分

■KC新大阪駅高等学院

〒553-0003

大阪府大阪市福島区福島6-14-5 民放ビル2階

大阪環状線 「福島」駅から徒歩3分

■KG天王寺高等学院

〒543-0055

大阪府大阪市天王寺区悲田院町8-26 天王寺センターハイツ2階

JR「天王寺駅」北口より徒歩2分

地下鉄谷町線「天王寺駅」5番出口より徒歩3分

あべのハルカスから徒歩3分

近鉄・大阪阿部野橋駅より西へ徒歩5分

■東大阪キャンパス

〒577-0054

大阪府東大阪市高井田元町1-12-2 新星ビル永和301

近鉄河内永和駅・JR河内永和駅から徒歩5分

■河内長野キャンパス

〒586-0048

大阪府河内長野市三日市町233-2F

南海高野線・三日市町駅から徒歩1分

■KG豊中高等学院

〒560-0021

大阪府豊中市本町1丁目5番8号 豊中第一高山ビル302

阪急電鉄宝塚線・豊中駅(南口)から徒歩3分

■FC大阪高等学院中央本校

〒541-0057

大阪府大阪市中央区北久宝寺町2-1-10 SD船場ビル9F

大阪市営地下鉄堺筋線・堺筋本町駅(10番出口)から徒歩3分

大阪市営地下鉄御堂筋線・本町駅(12番出口) から徒歩7分

■関空ペット総合学院キャンパス

〒598-0021

大阪府泉佐野市日根野5586

JR阪和線・日根野駅から車で約5分

南海本線・泉佐野駅から車で約10分

■ESPギタークラフトアカデミー高等部大阪校

〒530-0015

大阪府大阪市北区中崎西2-5-18

阪急梅田駅より徒歩7分/地下鉄谷町線中崎町駅より徒歩3分

このように、鹿島学園高等学校の通信制のキャンパスは、大阪に多く設置されています。

ただし、キャンパスによって受けられるコースに違いがあり、お子さんの受けたいコースが最寄りのキャンパスでは受けられないという場合もあります。

そのため、近くのキャンパスでどのようなコースが受けられるか、資料請求してチェックしてみることをおすすめします。

鹿島学園高等学校

1-3-2:カリキュラム・コース

鹿島学園高等学校では、通信制コースでは、在宅学習か週1日~週5日の通学から選んで、高卒資格を取得していくことができます。

それに加えて、将来のために資格やスキルを身に付けたいという場合や、お子さんが興味があることを追求したいという場合のために、下記のような多様なコースがあります。

  • 大学進学
  • アニメ・マンガ・ゲーム
  • ダンス・芸能・声優
  • 音楽
  • スポーツ
  • ファッション・デザイン・アート
  • ネイル・メイク・美容
  • eスポーツ
  • ペット
  • 製菓・製パン
  • IT
  • スキルアップ
  • 保育・福祉
  • 海外留学

高卒資格取得後に大学・短大・専門学校に進学したい場合は、「大学進学」のコースを選択することをおすすめします。

また、その他ダンス、音楽、スポーツといった好きなことを追求することもでき、また資格やスキルを身に付けるために、美容、ペット、製菓、IT、保育といったコースも充実しています。

それぞれのコースでは、プロの講師から指導を受けることができますので、やりたいことがあるお子さんにおすすめです。

もちろん、これらのオプションを選択せず高卒資格取得のみを目指すこともできますので、定期的に通学するのが難しい、不登校・引きこもりの程度が重いというお子さんでも安心です。

1-3-3:サポート校(キャンパス)

繰り返しになりますが、鹿島学園高等学校のキャンパスは、場所によって受けられるコースに違いがあります。

キャンパスに通学して学ぶ場合は、

  • 週2日~5日
  • 週1日
  • 個人指導

から学び方を選ぶことができます。

また他にも、

  • 自宅学習(年に数日のスクーリングあり)
  • 家庭教師
  • ネット指導
  • 全寮制(千葉県のみ)

といった学習スタイルもあります。

お子さんによって、学びやすいスタイルや通学日数は異なります。

そのため、お子さんと十分に相談し、近くのキャンパスのことも調べた上で決めるようにしましょう。

1-3-4:費用

鹿島学園高等学校の学費は以下の通りです。

  • 入学金:5万円(入学時のみ)
  • 授業料:17万5000円(年間):1単位7000円×履修単位数
  • 施設費:2万4000円(年間)
  • 教育拡充費:1万7000円(年間)

※別途教科書代が必要

ただし、上記の費用は満額支払った場合のもので、通常は、就学支援金という国の制度によって大幅に負担が小さくなります(条件を満たす場合)。

また、通学する場合は、上記に加えて、キャンパスによって利用費用がかかりますので、詳しくはぜひ資料請求してチェックしてみてください。

鹿島学園高等学校(カシマの通信)

興味のある通信制高校は、ありましたでしょうか?

注意して頂きたいのが、不登校・引きこもりのような、普通の高校に通うことが苦手なお子さんにとって、学校選びは非常にデリケートな問題であるということです。

そこでこれから、お子さんに合った学校を選ぶための方法について、詳しく解説します。

2章:お子さんにあった通信制高校を大阪で見つける方法

通信制高校を選ぶポイント

通信制高校を選ぶ上では、お子さんが無理なく継続して学習できるような所を探すことが大事です。

なぜなら、不登校・引きこもりになるようなお子さんの場合、

  • 性格が繊細で、周囲の環境に影響されやすい
  • 人間関係に対する不安やコミュニケーションへの苦手意識があり、集団生活でのストレスが大きい

といった特徴があるからです。

したがって、どんなに良さそうな学校でも、お子さんに合わなければかえってストレスを増やし、不登校・引きこもりを悪化させる要因になりかねません。

そこでこれから、以下の探す段階別に、具体的な選ぶポイントを紹介します。

  • HPや資料請求で比較する
  • 施設スタッフとの面談で比較する
  • お子さん自身に合っているかで比較する

それでは、具体的に見ていきましょう。

気になる所があれば、お気軽に資料請求して詳しく調べてみてください。

2-1:HPや資料請求で比較する

まず、通信制高校は、気になる所をインターネット上で調べ、HPを見たり資料請求したりして、以下の基準でチェックしましょう。

2-1-1:サポート校(キャンパス)の仕組みも持っている所を探す

1章、2章でも説明したように、通信制高校によっては、学習・生活全般をサポートしてくれる「サポート校(キャンパス)」という仕組みを持っています。

通信制高校だけでは、在宅学習だけになるため、学習を継続する自己管理能力や粘り強さが求められます。

サポート校も併用できる所であれば、無理のない範囲で通学して学ぶことができるため、勉強におけるお子さんの不安も少なくなります。

1章で紹介した3つの通信制高校は、大阪に複数のキャンパスがありますので、ぜひ検討してみてください。

2-1-2:大手・長年運営されている所を探す

現在、全国にたくさんの通信制高校がありますが、おすすめなのは、大手・長年運営されている所を見つけることです。

当然ながら、大手・長年運営されている通信制高校の方が実績があり、またお子さんをサポートするノウハウも持っている場合が多いからです。

また、大手の方が全国にキャンパスを持っているため、近隣に通える所がある可能性も高いです。

在宅学習中心で「自宅で学ぶ時間の方が長い」という場合でも、長年運営されている所の方がおすすめです。

長年運営されている通信制高校は、カリキュラムや専門コースも充実していて、お子さんがより学びやすいようになっているからです。

資料請求すれば、大手・長年運営されている所かどうかはすぐ分かります。

2-1-3:資格取得やスキルの習得が可能か

HPや資料請求では、お子さんが取りたい資格やスキルの習得が可能なのかどうか、確認することも大事です。

1章で紹介した通信制高校は、どこも様々なコースがあり、たとえば

  • プログラミング、PCのスキルを身に付けるコース
  • 福祉、子どもに関わる仕事のコース
  • マンガ、イラストレーターを目指すためのコース
  • ネイルなどの美容関連のコース

などのカリキュラムが選択できる場合があります。

こうしたコースを利用できるか、専門の講師がいるかどうかよく確認することをおすすめします。

またその前に、お子さんが何に興味があるのか、何を勉強したいのかしっかり話し合ってみることをおすすめします。

2-1-4:サポート体制は充実しているか

通信制高校は、毎日通学することも可能ですが、週1~2日登校や在宅学習中心で学ぶこともできます。

その場合は自宅学習が多くなるため、お子さんに対するサポート体制としてどのようなものがあるのかは、しっかり確認することをおすすめします。

もし、サポート体制が十分ではない通信制高校に入ってしまったら、お子さんが学習を継続できずに卒業できなかったり、学習の過程で余計なストレスを抱えてしまうことにもつながるからです。

インターネット上のHPでも確認できますし、詳しくは通信制高校に連絡を取ってみて、直接確認することもおすすめします。

2-2:施設スタッフとの面談で比較する

HPや資料請求で候補の施設を絞り込んだら、次に施設スタッフと面談して比較することが大事です。

実際に、スタッフと話してはじめて分かる情報や、スタッフの印象を感じることができるからです。

施設スタッフとの面談の際は、保護者への説明に過不足がないか確認しましょう。

例えば、

  • 施設の利用にかかる費用や内訳
  • スタッフの資格や実績
  • カリキュラムやコース、学習内容の詳細

といった、親として気になることをしっかりと説明してくれるかどうかは確認しておきましょう。

また、説明に不足があっても、あなたが気になることを質問したときに、丁寧に答えてくれるのであれば問題ありません。

ただし、回答が曖昧だったり違和感を受けるようであれば、施設選びを考え直してもよいかもしれません。

1章で紹介した通信制高校は、どこも相談会、体験などを実施していますので、お気軽に問い合わせていくつか参加し比較してみても良いでしょう。

2-3:お子さん自身に合っているかで比較する

通信制高校選びで最も重要なのが、お子さん自身が前向きに通信制高校に行きたいと思えるか、という点です。

中学や高校で不登校になってしまったお子さんの場合、お子さんの不登校を改善すること、社会性を取り戻すことが大事ですが、そのためには、お子さん自身が楽しく過ごせること、前向きに毎日の生活を送れることなどがとても大事だからです。

不登校のお子さんの場合、お子さん自身が前向きに、通信制高校に行きたいと考えているか、ということが非常に大事です。

お子さんが前向きになっていなければ、継続できずに退学してしまうことにもなりかねません。

そのため、お子さんが前向きに行けるかどうか、親子でしっかり話し合い、親が通信制高校に行くことを強いないことがとても大事です。

ただし、親子関係が崩れてしまっている場合は、その話し合い自体が難しい場合もありますし、お子さんの状態によっては、通信制高校も難しいという場合もあります。

そんな場合は、学習よりも生活全般の立て直し、社会復帰のための全面的なサポートが受けられる、フリースクールを見つけることをおすすめします。

そこで最後に、フリースクールについて簡単に紹介します。

3章:不登校・引きこもりのお子さんにはフリースクールもおすすめ

不登校・引きこもりのお子さんにはフリースクールもおすすめ

大阪でおすすめの通信制高校について解説してきましたが、お子様の不登校・引きこもりの度合いがひどく、通信制高校に行くことも難しいという場合は、まずは心の問題を解決すること、生活全般を改善することが必要です。

たとえば、不登校・引きこもりが長期に渡っている、部屋から出てこない、親とのコミュニケ―ションも難しいといった場合は、通信制高校よりもフリースクールを検討してください。

フリースクールであれば、心理面のサポートも手厚く、生活を改善して進学や社会復帰の準備をしていくことができるのです。

いきなりストレスの大きな環境に行っても、再びお子さんが挫折してしまう可能性もありますので、フリースクールに行って安定してから通信制高校に行く、という選択肢もあります。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

【不登校・引きこもり】高校生向けフリースクールのメリットと選び方

まとめ

いかがでしたか?

最後に、今回の内容をまとめます。

■大阪でおすすめの通信制高校

■お子さんに合った通信制高校の選び方

  • HPや資料請求で比較する
  • 施設スタッフとの面談で比較する
  • お子さん自身に合っているかで比較する

この記事を参考に、お子さんに合った通信制高校を探してみてください。

【参考記事一覧】

【KTCおおぞら高等学院の費用】安くなる場合と5つのおすすめの理由

【不登校・引きこもり】高校生向けフリースクールのメリットと選び方

コノミライについて

コノミライは、子供の引きこもりや非行など「子供の問題」に悩むご両親のために、様々な論文や専門家の情報をまとめて中立的な立場で情報提供を行うメディアです。

お問い合わせ:konomirai@reach-cr.com

不登校・非行などお子様の問題についてお気軽にLINEでご相談ください。コノミライ相談事務局 LINE登録はこちら
不登校・非行などお子様の問題についてお気軽にLINEでご相談ください。コノミライ相談事務局 LINE登録はこちら