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公開日 : 2021/05/27
最終更新日 : 2022/12/27
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【子どもカウンセリングの方法とは】問題行動改善のポイントを徹底解説

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【子どもカウンセリングの方法とは】問題行動改善のポイントを徹底解説

あなたは、

子どものカウンセリングの方法 はどういうものだろう?」

「子どもの問題行動をカウンセリングで解決したい

などの悩み、疑問をお持ちではありませんか?

結論から言えば、お子さんの問題行動は、カウンセリングを受けることで解決できることが多いです。

なぜなら、子どもの問題行動を専門にしているカウンセラーなら、お子さんの問題行動の原因を把握し、適切な解決方法を助言することができる からです。

とはいえ、カウンセリングの方法はカウンセラーによって異なります。

そこでこの記事では、子どもの問題行動を解決するカウンセリングの、具体的な内容、ポイントについて詳しく解説していきます。

また、効果的なカウンセリングを行うことができる、おすすめのカウンセラーについても紹介します。

この記事を読んで、できることから始めてみてください。

記事の目次

この記事の目次

1章:子どものカウンセリングの方法

それではさっそく、子どものカウンセリングの方法について、詳しく説明していきます。

カウンセリングの大まかな流れは、以下の通りです。

  • 子ども・親と話し、現在抱えている問題を把握する
  • 家庭、学校での状況、問題行動について確認する
  • 子どもの問題行動の原因を特定する
  • 子どもにあった対処法をアドバイスする

これから詳しく解説しますが、お子さんの問題行動を本当に改善するためには、専門知識や経験が豊富なカウンセラーに相談することをおすすめします。

おすすめのカウンセラーは2章で紹介しますので、ぜひ知りたいところからお読みください。

1-1:子ども・親と話し、現在抱えている問題を把握する

子ども・親と話し、現在抱えている問題を把握する

最初に行われるのが、問題行動や親子関係についての現状の把握です。

この段階では、下記のポイントがあります。

  • 子どもへのカウンセリングは負担になるため、親に行うこともある
  • 聞き取るだけで、親のストレスが軽減されることもある

順番に説明します。

1-1-1:子どもへのカウンセリングは負担になるため、親に行うこともある

子どもの問題行動についてのカウンセリングは、子どもと対面や電話で直接話して、関わりながら行動を変えていく場合が多いです。

この方法で効果がある場合もあります。

しかし、子どもによっては、まったく知らない大人であるカウンセラーと、直接話すということ自体に大きなストレスを感じることも多いのです。

問題行動を抱える子どもの多くは、神経質で警戒心が強い、コミュニケーション能力に難があるといった特徴があります。

そのため、カウセリングがかえってストレスになり、問題行動が悪化する可能性もあるのです。

このような子どもの特性を理解しているカウンセラーの場合、お子さんとは直接会話せず、親と会話することを中心にしている場合もあります。

このようなカウンセリングであれば、親を通じて問題行動を変えていけるため、子どものストレスが最小限で済むのです。

1-1-2:聞き取るだけで、親のストレスが軽減されることもある

カウンセリングの最初の段階では、子どもの問題行動や親子関係の状況について、詳しく丁寧に聞いてもらうことができます。

この段階で、できるだけ詳しく状況を把握することで、子どもの問題行動の原因について適切な把握が可能になります。

最初の段階のカウンセリングにおける、大きなメリットが、親が抱えているストレスも軽減されるということです。

カウンセリングを受ける親御さんは、お子さんの言動、行動、性格などについて長年悩み、いろいろなことを試した上で相談してくる方が多いです。

そのような親御さんの場合、お子さんのことで大きなストレスを感じていて、疲れ切っていることも少なくありません。

家庭だけで対処しようとすれば、ストレスを溜めてしまうのは当然です。

しかし、ストレスを溜めたままでは、子どもとのコミュニケーションも円滑には行えず、間違った関わり方をして問題行動が悪化する、という悪循環にもなりかねません。

カウンセリングでは、子どもの問題はもちろんのこと、親が抱えている問題や負担になっていることも詳しく聞き取ります。

そのため、この段階のカウンセリングによって、親御さんのストレスが大きく軽減される場合も少なくないのです。

1-2:家庭、学校での状況、問題行動について確認する

家庭、学校での状況、問題行動について確認する

子どものカウンセリングの最初の段階では、子どもの家庭・学校での過ごし方や問題行動について、詳しく聞き取りを行います。

具体的には、主に下記のようなことを確認します。

  • 子どもの問題行動の詳しい内容
  • 問題行動が出るタイミングや状況
  • 子どもと友人や先生との関係性、関わり方
  • 子どもの幼少時からの行動、言動
  • 親子の普段のコミュニケーション
  • 子どもや親が感じている負担、ストレス、問題点

問題行動だけでなく、親子の周辺の環境、関係性について詳しく聞き取ることで、どのような状態にあるのか的確に把握することができます。

豊富な経験を持つカウンセラーであれば、この段階で子どもの問題行動の原因や、対処法について理解できることも少なくありません。

なぜなら、問題行動を起こしてしまう子どもの行動や、周囲との関係性には、多くの場合で共通点がある からです。

結論から言えば、子どもの問題行動の原因は、多くの場合親子関係にあるのです。

ただし、このような原因の特定は、これから説明するように、カウンセリングの中で慎重に行われます。

1-3:子どもの問題行動の原因を特定する

子どもの問題行動の原因を特定する

子どもの問題行動や親子関係などについて詳しく聞き取った上で、カウンセリングは問題行動の原因を特定します。

1-2でも簡単に触れたように、実は子どもの問題行動の原因には共通点があります。

これから説明します。

1-3-1:問題行動の主な原因

子どもが問題行動に走るに至った経緯は、もちろんご家庭によってさまざまです。

しかし、子ども一人ひとりがまったく違う原因を持っているわけではなく、下記のような共通点があるものなのです。

とはいえ、複数の原因が折り重なって問題行動に繋がっているなど、子どもによって異なる点もあるため、カウンセリングでは慎重に見極められます。

■家庭、親子関係に不満を持っている

子どもの問題行動の背景には、家庭や親子関係の影響から、心理的な問題を抱えている場合が多いです。

家庭や親子関係において、「親との関係がうまくいかない」「自宅にいることがストレス、不満がある」といった心理的な問題を抱えるのです。

きっかけとなる問題の背景には、下記のような親子関係の問題がある場合があります。

  • 放任的な育て方
  • 過干渉、溺愛
  • しつけがゆるい
  • しつけが厳しすぎる

親御さんからすれば、「うちは普通に育ててきた」「大切に育ててきた」とお考えかもしれませんが、子どもによってはそれでも不満を溜めてしまう場合があるのです。

■親が問題を抱えている

子どもが問題行動に走ってしまう心理の背景に、親が抱えている問題があることも多いようです。

下記のような特徴を持つ親がいる家庭では、お子さんは心理的に問題を抱えやすいです。

  • アルコール依存
  • 家庭内暴力
  • 異性問題
  • 親の反社会的行為
  • 両親の不仲
  • 貧困
  • 虐待
  • 親の精神疾患や発達障害

親が上記のような問題を抱えている場合、子どもは「親に気を遣って行動する」「十分に甘えられない」という育ち方をし、その結果心理的に問題を抱えることになりかねないのです。

■学校、受験、進路などの問題

子どもの問題行動の原因が、学校や勉強に関連した心理的な問題にある場合もあります。

具体的には、

  • 中学、高校に進学して勉強についていけなくなった
  • 受験の競争的な環境にストレスを感じる
  • 親や先生からの勉強のプレッシャーが強い
  • 忙しすぎて心が休まらない
  • 勉強の競争で挫折した
  • 進路が定まらない、もしくは希望の進路に進めなかった

といったものです。

特に、学校や勉強に関わるストレスを、家庭でも発散できない場合、問題行動の原因になっていることが多いです。

■友人とのトラブル

子どもにとっては、学校や地元の友人関係が生活の大半であり、それだけ小さなことでも心理的に影響を受けやすいです。

したがって、友人とのトラブルやいじめをきっかけに、

  • 特定の友人との人間関係がストレスになる
  • 人と関わること自体に心理的なプレッシャーを感じる

といったことになり、そこから心理的な問題が大きくなっていくことも多いのです。

それを親に相談して、自宅では心からリラックスできるという場合は、まだ大丈夫です。

しかし、親に気を遣って相談できない、親がちゃんと話を聞いて受けいれようとしないため、親に話すことを諦めているといった場合もあります。

■子ども自身が持つ特性の問題

子ども自身が持つ下記のような特性が、問題行動の原因になっていることもあります。

  • 真面目、繊細すぎる性格
  • 攻撃的、反抗的、衝動が抑えられない性格

また、このような性格の背景に、発達障害の問題があることも少なくありません。

  • ADHD(注意欠如・多動症):気がそれやすい、集中できない、過剰に動き回る、衝動的などの特徴があります。
  • 自閉スペクトラム症:社会的コミュニケーションの障害、特異なこだわりがある、極端に不器用、パニックになりやすいなどの特徴があります。

このように、問題行動の原因には、ある程度の共通点があります。

そのため、経験豊富なカウンセラーであれば、子どもの原因を的確に見極め、最適な対処法を提案することができるのです。

1-3-2:問題行動の中身によっては医療機関と連携した方が良い場合もある

繰り返しになりますが、経験豊富なカウンセラーであれば、子どものカウンセリングの方法に熟知しているため、問題行動の原因を的確に見極めることが可能です。

しかし、その具体的な対処法となると、医療機関と連携した方が良い場合もあります。

具体的には、1-3-1で説明したように、発達障害がある場合や、精神疾患を持っている場合などです。

とはいえ、カウンセリングのメリットがないわけではありません。

発達障害や精神疾患を持っていても、それがひどい問題行動に繋がってしまうのは、子どもにとって日常生活に不満、ストレスや問題行動の刺激になる要素があるためです。

そのため、カウンセリングを通じて家庭環境を安定させたり親子関係を変えていくことによって、問題行動が落ち着いてくる場合もある のです。

そのため、カウンセリングと医療機関をうまく併用していくことをおすすめします。

1-4:子どもにあった対処法をアドバイスする

子どもにあった対処法をアドバイスする

子どもの問題行動の原因を明らかにした上で、子どもに合った対処法をアドバイスするのが、子どものカウンセリングの方法です。

ここでの具体的な内容とポイントは下記の通りです。

1-4-1:まずは現状を受け止めることが大事

まずはこの段階で、親御さんは現状をしっかり受け止めることが重要です。

子どものカウンセリングを行って、問題行動の具体的な中身や悩み、原因について整理していくと、

「現状が、自分が思っていたよりもひどい状況だった」

「原因がこんなことにあったなんて受け入れにくい」

「自分自身が抱えているストレスが、こんなに大きいとは思わなかった」

など、さまざまな思いをお持ちになると思います。

その思いの中には、簡単には受け入れられないものもあるかもしれません。

しかし、この段階でしっかりと現状を受け止めることが大事なのです。

現状を受け止め、ここから行動を始めていこうと考えることで、前に進むことができるのです。

1-4-2:悩みの本質を明らかにする

現状を受け止めた上で、「これからどうしたいか?」を明確にすることが大事です。

これは、悩みの本質を明らかにするということです。

親御さんからすれば、「子どもにこうなってほしい」というさまざまな思いがあると思います。

しかし、子どもの状態や生まれ持った性格や特性によっては、親御さんの持つ思いのすべてを実現しようとすると、過度な負担を与えることにもなりかねません。

そのような思いを持ったまま関わると、子どもの問題行動はさらに悪化してしまう場合もあります。

そのため、親御さんが子どもに本質的にはどうなってほしいのか、どうなれば悩みの本質が解決されるのか、ということを明らかにすることが大事です。

いろいろな思いを持つより、悩みの本質を明らかにして1つだけに絞った方が、今後の行動方針も決めやすくなります。

1-4-3:親子の関わり方についての考え方、方法を整理する

悩みの本質を明らかにしたら、下記の点について整理して考えていきます。

■これまでの親子の関わり方や、子どもに対する考え方はどういうものだったか

繰り返しになりますが、子どもの問題行動の多くは、これまでの親子関係に原因があります。

そのため、これまで親子間でどういう関わり方をしてきたのか、子どもに対して意識的、無意識的にもっていた考え方は、どういうものだったかを整理することが大事です。

このような作業は、一人ではなかなか難しいため、カウンセラーに助けてもらいながら行うことがポイントです。

過去の親子関係を棚卸しすることで、これからの行動も考えやすくなります。

■これからの親子の関わり方、子どもに対する考え方をどうするべきか

過去を整理した上で、これからの子どもとの関わり方や、そもそもの子どもに対する考え方などを考えていきます。

ここまでのカウンセリングで、子どもに対する悩みの本質を明確にし、これまでの子どもとの関わり方も整理していますので、これからの関わり方はおのずと明らかになっていくものです。

とはいえ、ここでもカウンセラーがうまく助けていくことで、親御さんも自信をもってこれからの行動を行っていくことができます。

このように、子どもの問題行動のカウンセリングの方法は、カウンセラーが導きつつも、親御さんにもしっかりと考えていただくものなのです。

1-5:継続的に関わり、子どもの状態を改善していく

継続的に関わり、子どもの状態を改善していく

ここまでのカウンセリングによって、これからの子どもと関わる方法、やるべきことは具体的になっています。

しかしここで、「これからやることが分かったから」とカウンセリングを辞めてしまうと、問題行動の改善に失敗してしまう場合もあります。

親御さんの関わり方が変わることで、子どもの問題行動がすぐに変わることはもちろんあります。

しかし、親御さん自身がその関わり方を続けられるとは限りませんし、子どもにも別の問題が生まれる場合があります。

そのため、できる限りカウンセリングは継続して、子どもの状態を着実に改善していくことが大事なのです。

子どもへのカウンセリングには、メリット、デメリットがありますので、下記の記事もぜひ参考にしてください。

【子どもにカウンセリングは必要?】効果が高い場合とメリットを解説

ここまで、子どもへのカウンセリングの具体的な方法について解説してきましたが、より確実に子どもの問題行動を改善するためには、信頼できるカウンセラーを選ぶことが大事です。

カウンセラーによっては、「しばらく様子を見ましょう」などと言って、子どものことを放置してしまうこともあります。

しかし、放置してしまうと子どもの問題行動がエスカレートし、改善することがもっと難しくなることもあるのです。

そのため、子どものカウンセリングには、専門知識があり経験豊富なカウンセラーを選ぶことをおすすめします。

そこで最後に、おすすめのカウンセラーを紹介します。

初回相談は無料ですので、お気軽に相談してみてください。

2章:子どものカウンセリングにおすすめのカウンセラー

子どもの問題行動の改善におすすめのカウンセラーとして、不登校・非行専門のカウンセラーである内藤佑先生 をおすすめします。

内藤先生は元警察官で、さまざまな問題行動を持つお子さんと関わってきた経験があり、延べ3000人のお子さんの相談にのってきました。

現在は、不登校・非行専門のカウンセラーとして、「リベラルコーチング」というカウンセリングサービスを通じて、多くのお子さんの問題行動を改善しています。

これは、内藤先生が多くの子どもと接する中で作ってきた、お子さんたちの悩み、不安を解決し、夢や目標に向かって前向きに生活できるようにサポートする手法です。

リベラルコーチングを受けることで、

  • お子さんの非行の改善
  • 親の考え方が変わる
  • 家族の会話が増える
  • 勉強を頑張るようになる

といった変化が、実際に起こっているのです。

基本的に、親とカウンセリングするため、お子さんへの負担はなく気軽に行うことができます。

また、LINEやメールの文章の添削も、内藤先生自身が行っているため、LINE・メールを通じてお子さんの状態を改善していくことが可能なのです。

初回相談は無料ですので、お気軽に試してみてください。

詳しくは以下のページをご覧ください。

【元警察官の不登校・非行専門カウンセラー】 内藤佑先生

まとめ

いかがでしたか?

最後に今回の内容をまとめます。

子どものカウンセリングの方法

■子ども・親と話し、現在抱えている問題を把握する

  • 子どもへのカウンセリングは負担になるため親に行うこともある
  • 聞き取るだけで、親のストレスが軽減されることもある

■家庭、学校での状況、問題行動について確認する

親子の周辺の環境、関係性まで把握する

■子どもの問題行動の原因を特定する

  • 問題行動の主な原因
  • 問題行動の中身によっては、医療機関と連携した方が良い場合もある

■子どもにあった対処法をアドバイスする

  • まずは現状を受け止めることが大事
  • 悩みの本質を明らかにする
  • 親子の関わり方についての考え方、方法を整理する

■継続的に関わり、子どもの状態を改善していく

子どもの行動を着実に改善していくために、継続的にカウンセリングを受ける

この記事の内容を参考に、まずはお気軽にカウンセリング受けてみてください。

【この記事で紹介した専門家】

【元警察官の不登校・非行専門カウンセラー】 内藤佑先生

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