あなたは、
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などの悩み、疑問をお持ちではありませんか?
小学生で登校拒否するようになると、親御さんは焦ってしまい、何とかして学校に行かせたいと思うものではないでしょうか。
しかし、無理に学校に行かせることは逆効果にもなります。
そこでこの記事では、まずは小学生のお子さんの登校拒否の主な理由と、その根本にある原因を解説します。
そして、登校拒否を解決するために、やるべきこととやってはいけないことを解説します。
ぜひ知りたいところから読んで、これからの行動に役立ててください。
- この記事の目次
-
- 1章:小学生が登校拒否する7つの理由
- 1-1:いじめや人間関係のトラブル
- 1-2:先生や小学校の校風と合わない
- 1-3:勉強についていけない
- 1-4:集団生活や管理的な環境が苦手
- 1-5:頑張りすぎて疲れた
- 1-6:ゲーム、スマホ、ネット依存や昼夜逆転
- 1-7:学校に行く意味が分からない
- 2章:小学生が登校拒否する根本にある原因
- 2-1:親子関係にある原因
- 2-2:お子さん自身の特性にある原因
- 3章:小学生のお子さんの登校拒否改善のために親ができる6つのこと
- 3-1:フリースクールに通わせる
- 3-2:カウンセリングを受ける
- 3-3:話を聞いてあげる
- 3-4:お子さんの興味、やりたいことを尊重してあげる
- 3-5:安心できる家庭や親子関係を工夫する
- 3-6:生活リズムを整えてあげる
- 4章:小学生のお子さんの登校拒否改善のためにやってはいけないこと
- 4-1:無理やり学校に行かせようとする
- 4-2:厳しく対応する
- 4-3:お子さんを放置する
- 4-4:甘やかし何でも言うことを聞いてあげる
- 4-5:親のペースで行動させようとする
- 4-6:条件付きでしか認めてあげない
- まとめ
1章:小学生が登校拒否する7つの理由
小学生が登校拒否する理由には、主に以下の7つのものがあります。
- いじめや人間関係のトラブル
- 先生や学校の校風が合わない
- 勉強についていけない
- 集団生活や管理的な環境が苦手
- 頑張りすぎて疲れた
- ゲーム、スマホ、ネット依存や昼夜逆転
- 学校に行く意味が分からない
順番に説明します。
小学生の登校拒否の根本にある原因については、2章をお読みください。
1-1:いじめや人間関係のトラブル
小学生の登校拒否は、
- 学校でのいじめ、無視
- 学校での強く傷つくような出来事
- 喧嘩やその他の友達とのトラブル
が理由になっていることが多いです。
小学校でもひどいいじめがあったり、特定の子どもを無視したりすることが多くあります。
小学生のお子さんにとって、小学校は社会のほとんどですので、そこで辛い出来事があると、学校には行けなくなってしまいます。
特に、「真面目」「繊細」「おとなしい」といった個性を持ったお子さんや、2章で説明するように親子関係に問題を抱えているお子さんは、傷つきやすく登校拒否になりやすいです。
もしかしたら、大人から見るとそれほど大きなトラブルには見えないかもしれません。
しかし、それでもお子さんは、強く傷ついてる場合があるのです。
1-2:先生や小学校の校風と合わない
「友人関係は悪くないのに、なんで学校に行かないのだろう」と親が思ってしまうような場合は、
- 先生と相性が悪い
- 小学校の校風と合わない
という理由から登校拒否していることが少なくありません。
特に、根本に繊細な特性や親子関係の問題を抱えているようなお子さんは、このようなストレスが普通のお子さんより強く感じられます。
そのため、
1-3:勉強についていけない
小学校に入ると、学年が上がるにつれて少しずつ勉強のレベルが上がっていきます。
その結果、勉強についていけないお子さんは挫折し、登校拒否に至ることもあります。
勉強について行けずに登校拒否になるお子さんは、
- おとなしくて「分からない」ことを先生に言えない
- 勉強できないことを他の生徒からバカにされた
- 親から一定以上のレベルを求められ、期待に応えようとして挫折した
- 家庭に問題があり、自宅で勉強できない、勉強に身が入らない
- 発達障害(学習障害)などの特性によって勉強が苦手
といったことも多いです。
小学生のレベルで挫折してしまうと、その後の中学校、高校ではもっと学力に差がついてしまいます。
とはいえ、
そのため、3章で説明するように、適切な対処法を行うことが大事です。
1-4:集団生活や管理的な環境が苦手
お子さんの性格上、
- 集団生活が苦手
- 先生の言うことに従うことができない
- 校則に縛られるような管理的な環境が苦手
ということから登校拒否になっていることもあります。
幼稚園から小学校に進学すると、先生との関係も毎日の生活も大きく変わってしまいます。
特に学年を上がるごとに、勉強の内容も、求められるルールも複雑になっていきます。
そのため、
このようなお子さんの場合、そもそもの環境を変えてしまうと登校拒否が解決し、それどころか魅力的な個性や才能を開花させる可能性もあります。
具体的な方法は、3章で説明しています。
1-5:頑張りすぎて疲れた
小学生で不登校になるお子さんの中には、
「慣れない学校生活に馴染もうと頑張ってきた」
「親子関係や家庭に問題を抱えつつも、頑張って登校してきた」
というケースもあるようです。
お子さんが真面目であったり、親に気を遣って弱音を吐かないようにしていることもあります。
しかし、
このようなお子さんが抱える問題については、詳しくは2章で説明しています。
1-6:ゲーム、スマホ、ネット依存や昼夜逆転
近年は、小学生のお子さんでも、ゲーム・スマホ・ネットを使うのが普通です。
そのため、
ゲーム・スマホ・ネットを日常的に使っていると、
- やりすぎて疲れがたまる
- 体力が低下する
- 集中力や注意力が弱くなる
- 生活リズムが乱れる
といったことが起こりやすいです。
また、お子さんにとっては刺激が強く、長くやるほどに「もっとやりたい」「やめられない」という状態になり、学校に行くよりゲーム・スマホで遊んでいたいと思うになることもあります。
これらは、強制的に禁止しても逆効果になることがあります。
そのため、適度な距離で使えるように教育していくことが必要になります。
詳しくは3章で説明しています。
1-7:学校に行く意味が分からない
「学校に行く意味が分からない」「納得できない」という理由から、登校拒否する小学生のお子さんもいます。
最近では、
- 塾の方が効率的に勉強を教えてくれる
- ネット上に良質な勉強用コンテンツがたくさんある
という状況になり、勉強をするだけなら家でもできると思ってしまうお子さんもいます。
また、昔のように先生や学校の権威がなくなり、お子さんが無条件に従わなくなる、舐めてしまう、という傾向もあります。
このようなお子さんに対して、無理に学校に行かせようとしても、登校拒否を解決することは難しいです。
そのため、3章で解説するような適切な対処法を実践する必要があります。
ここまで説明してきた小学生の登校拒否の理由は、一例に過ぎません。
お子さんによっては、複数の要因から登校拒否になっていたり、より個人的な理由を抱えていることもあります。
そのため、
しかし、これらの登校拒否の理由の背景には、より根本的な原因が隠れていることが多いです。
その原因をこれから詳しく解説します。
2章:小学生が登校拒否する根本にある原因
1章で説明したように、小学生が登校拒否する理由には、周りの環境の変化、人間関係や先生・学校の問題など様々なものがあります。
しかし、その根本には、下記の2つのような原因があることも多いのです。
- 親子関係にある原因
- お子さん自身の特性にある原因
順番に説明します。
小学生の登校拒否に対する具体的な対処法については、3章をお読みください。
2-1:親子関係にある原因
1章で紹介したような登校拒否の理由の背景に、親子関係の問題があることが多いです。
親子関係の問題とは、これまでの親子の関わり方に問題があったために、お子さんが「愛情不足」「不満を蓄積する」といった状態になり、心が不安定になることです。
親子関係の問題というと、
「しっかり愛情をもって育ててきたからうちには関係がない」
「普通の家庭だし、親子関係に問題なんかないはず」
と思われるかもしれません。
しかし、実は親が気づかないうちに、親の関わり方・育て方が、お子さんにとってのストレス・不満になっていることも多いのです。
たとえば、小学生のお子さんの登校拒否は、下記のような家庭で多く見られます。
- しつけ・家庭のルールが厳しい
- お子さんの行動、言動に細かく介入しようとする
- 習い事や勉強などに教育熱心すぎる
- 放置、ネグレクトしていたり、しつけを十分に行っていない
- お子さんを抑圧する、お子さんを傷つけるようなコミュニケーションをとっている
- 暴力や暴言、虐待
- 親が仕事や病気などで余裕がなく、子どもに気を遣わせている
親からすれば「このくらい普通」と思う家庭環境でも、お子さんにとっては負担になっていることがあるのです。
このような家庭のお子さんは、
したがって、登校拒否を改善するためには、まずは親子関係から変えていかなければならないのです。
とはいえ、すでに親子間の信頼関係が崩れてしまっている場合は、親だけで登校拒否を改善しようとしても逆効果になってしまいます。
そのため、
- 環境を大きく変える
- 専門家などの第三者に頼る
といった方法が効果的なのです。
詳しくは3章をお読みください。
2-2:お子さん自身の特性にある原因
小学生のお子さんの登校拒否の理由には、お子さん自身が持つ特性にある場合もあります。
登校拒否のお子さんの中には、発達障害(ADHDや自閉スペクトラム症)や精神疾患といった特性を持っていることも少なくないからです。
これらのような特性があると、
- 周囲の環境からの刺激に過敏すぎる、もしくは鈍感すぎる
- 一方的なコミュニケーションを行い周囲の反感を買ってしまう
- 不注意や多動で浮いてしまう
- 授業についていけず学習が遅れ、劣等感を持つ
といったことが起こるからです。
小学生くらいからそれらの特性が明らかになることも少なくありませんので、それがストレスになって「学校に行きたくない」「一人で過ごしたい」と思うようになることもあります。
これまでに発達障害の診断を受けていなくても、いわゆる「グレーゾーン」の特性で生きづらさを感じている場合もあります。
これらの場合は、まずは医療機関に相談することが必要です。
しかし、医療機関に任せればすべて解決するわけでもありません。
合わせて家庭での関わり方を変えることも大事なのです。
このように、登校拒否の小学生のお子さんには、その原因に合った対処が必要です。
そこで次に、小学生の登校拒否の改善のために親ができることを詳しく紹介します。
3章:小学生のお子さんの登校拒否改善のために親ができる6つのこと
小学生のお子さんの登校拒否改善のために親ができるのは、主に以下の6つのことです。
- フリースクールに通わせる
- カウンセリングを受ける
- 話を聞いてあげる
- お子さんの興味、やりたいことを尊重してあげる
- 安心できる家庭や親子関係を工夫する
- 生活リズムを整えてあげる
順番に説明します。
3-1:フリースクールに通わせる
小学生のお子さんの不登校の解決のためには、フリースクールに通うことを検討することをおすすめします。
フリースクールとは、登校拒否・不登校や引きこもりなどのお子さんが通うための施設です。
小学生のお子さんも利用することができ、施設によって全寮制、通学制、訪問サポートなどのサービスがあります。
フリースクールには、問題を抱えたお子さんを対応する上での知識や経験が豊富なスタッフが所属しており、下記のような支援を受けることが可能です。
- 全寮制で生活全般を改善してくれる
- 勉強のサポートをしてもらえる
- 心のケアをしてもらえる
- スマホ・ゲームを使いすぎないように教育してくれる
- 自分のペースで通って社会に出る準備ができる
- 学校と連携してフリースクールへの通学を出席日数に入れてくれる
登校拒否のような問題を抱えたお子さんの場合、小学校の環境や人間関係が合わずに心を閉ざしていることが多いです。
しかし、そのようなお子さんでも、
おすすめなのは、フリースクール伊藤幸弘塾です。
伊藤幸弘塾は、全寮制、通学制、訪問サポートを行っており、これまで多くの登校拒否のお子さんも受け入れてきました。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
【不登校・引きこもりにおすすめ】フリースクール伊藤塾の8つの特徴
3-2:カウンセリングを受ける
登校拒否のお子さんのために、カウンセリングを受けることもおすすめします。
2章で説明したように、登校拒否の小学生は親子関係の問題を抱えている場合も多いです。
親子関係に問題があるために、お子さんが、
- 傷つきやすくなっている
- 心が不安定になっている
- 安心して人と関わることができない
- ストレスを解消できない
といった状態になっていることが多いのです。
これらの状態を改善しないと、登校拒否を解決することもできません。
そのため、まず親子関係の問題を解決するために、専門のカウンセリングを受けることをおすすめします。
おすすめなのが、不登校・非行専門のカウンセラーである内藤佑先生です。
内藤先生は元警察官で、さまざまな問題行動を持つ子どもと関わってきた経験があり、延べ3000人の子どもの相談にのってきました。
現在は、
これは、内藤先生が多くの子どもと接する中で作ってきた、子どもたちの悩み、不安を解決し、夢や目標に向かって前向きに生活できるようにサポートする手法です。
リベラルコーチングを受けることで、
- 子どもの登校拒否の改善
- 親の考え方が変わる
- 家族の会話が増える
- 勉強を頑張るようになる
といった変化が、実際に起こっているのです。
基本的に親とカウンセリングするため、子どもへの負担はなく気軽に行うことができます。
また、LINEやメールの文章の添削も、内藤先生自身が行っているため、LINE・メールを通じて子どもの状態を改善していくことが可能なのです。
初回相談は無料ですので、お気軽に試してみてください。
詳しくは以下のページをご覧ください。
また、小学生のカウンセリングについて詳しくは以下の記事でも解説しています。
【不登校が改善できる】小学生におすすめのカウンセリングを徹底解説
3-3:話を聞いてあげる
ここまで専門の施設や専門家に頼る方法を紹介しましたが、家庭でも関わり方を変えていくことが大事です。
その第一歩が、家庭でお子さんの話を、しっかり向き合って聞いてあげることなのです。
2章でも説明したように、お子さんの登校拒否は、親子関係の問題に根本の原因がある場合が多いです。
親子関係に問題がある場合、お子さんは「構ってほしい」「愛情不足」「認められたい」「話を聞いてほしい」などの思いを持っています。
そのため、下記のように関わり方を改善してみてください。
- できるだけ長く話す
- 相槌を打ち、しっかり聞く姿勢を見せる
- 言うことを否定しない
- 「こうしなさい」といった指示やアドバイスを減らす
- 「それは間違ってるよ」という親の視点からの解釈を避ける
すぐに効果が出るとは限りませんが、このように話を聞いてあげることで、少しずつお子さんも自分から不満を言葉にして話したりするように変わってきます。
3-4:お子さんの興味、やりたいことを尊重してあげる
小学生のお子さんの登校拒否解決のためには、お子さんが興味を持っていること、やりたいことを尊重してあげることも大事です。
たとえば、
- 得意な教科、好きな教科を勉強させてあげる
- 趣味を応援する
- 将来の夢を否定せず一緒に考えてあげる
などの関わり方を実践してみてください。
お子さんは、好きなことを追求する中でやりたいことを見つけ、将来のために前向きに行動できるようになることもあります。
そのため、お子さんの興味ややりたいことを尊重することが大事なのです。
3-5:安心できる家庭や親子関係を工夫する
お子さんの登校拒否解決のためには、親子の信頼関係や安心できる家庭を作っていくことも大事です。
そのような家庭があれば、お子さんにとって家の外で多少嫌なことがあっても、登校拒否にまでは至らないのです。
そのため、もし下記のような問題が家庭にある場合は、少しずつでも改善していくことが大事です。
- 両親の不仲
- 多忙で子供に構っていない
- 虐待や放置
- 親の失業、貧困
- 兄弟間での扱いが違う
- 進学のための勉強、習い事などを強制している
- 親が厳しすぎる
家庭を変えていくことは時間がかかると思いますが、他の方法と並行して少しずつでも変えていくことが大事です。
3-6:生活リズムを整えてあげる
1章でも説明したように、登校拒否のお子さんはゲーム・スマホ依存から生活が乱れていることも多いです。
そのため、
- 寝る時間、起きる時間が遅い
- 睡眠時間が少ない
- 布団に入ってからもスマホ・ゲームをしている
- 毎日何時間も画面を見て過ごしている
といった場合は、家庭で少しでも改善できるようにしていくことが大事です。
しかし前述のように、スマホ・ゲームを完全に禁止してしまうと、お子さんにはかえって悪影響があり、隠れて使うようになったり、不満を別の形で解消しようと問題行動に走ることがあります。
家庭だけで対処することが難しければ、3-1でお伝えしたようにフリースクールを利用することをおすすめします。
さて、ここまで小学生の登校拒否のためにやるべきことを説明しましたが、お子さんに対してやってはいけないこともあります。
これから説明します。
4章:小学生のお子さんの登校拒否改善のためにやってはいけないこと
小学生のお子さんの登校拒否を改善するためには、下記のことは行わないようにしてください。
- 無理やり学校に行かせようとする
- 厳しく対応する
- お子さんを放置する
- 甘やかし何でも言うことを聞いてあげる
- 親のペースで行動させようとする
- 条件付きでしか認めてあげない
順番に説明します。
4-1:無理やり学校に行かせようとする
この記事でも何度か触れたように、登校拒否だからといって小学校に無理やり行かせようとしてはいけません。
無理に行かせようとすれば、
- 親子の信頼関係が崩れる
- 学校がさらに嫌いになり、不登校・引きこもりを長期化させる
といったことになりかねません。
そのため、無理に小学校に行かせようとせず、フリースクールに通わせるなど、お子さんに無理のない環境で生活できるように工夫することが大事です。
4-2:厳しく対応する
登校拒否のお子さんに対して、
- 厳しく叱りつける、否定する
- 家庭で厳しいルールを守らせようとする
- 家で無理にでも勉強させる
などの対応をすることも避けた方が良いです。
登校拒否になるお子さんは、心が疲れ果てている状態です。
そのため、その上に余計にストレスになるような対応を取ると、お子さんはいつまでたっても元気になりません。
4-3:お子さんを放置する
お子さんが登校拒否になったからといって、
- お子さんを放置する
- 様子見のために特に何もしない
ということも、お子さんの登校拒否解決のためには避けるべきです。
また、何も言われないからと、ゲーム・スマホにさらに依存していくことも考えられます。
そのため、お子さんは放置するのではなく、3章で書いたような適切な対処法を実践していくことが大事なのです。
4-4:甘やかし何でも言うことを聞いてあげる
お子さんを甘やかしすぎたり、お子さんのために何でもやってあげるようなことも避けた方が良いです。
確かに、お子さんの状態が「心が傷ついている」「心が不安定」という場合は、親がお子さんを認めてあげたり、受け止めてあげることが大事です。
しかしそれは、単に甘やかしたり、何でも言うことを聞いてあげることとは異なるのです。
お子さんとの適切な関わり方が分からない場合は、カウンセリングを受けて対処法を教えてもらうことも大事です。
詳しくは下記の記事もご覧ください。
【不登校が改善できる】小学生におすすめのカウンセリングを徹底解説
4-5:親のペースで行動させようとする
登校拒否のお子さんに対して、
「〇月までには学校に行ってほしい」
「週に〇回は学校に行ってほしい」
「保健室登校だけでもしてほしい」
などと親のペースで行動させようとすることも避けた方が良いです。
ある程度回復したお子さんならまだしも、まだ学校に行く気になっていないお子さんに対して、無理に親のペースを押し付けると反発されます。
また、親に逆らえないようなお子さんは、何とか学校に行っても再び挫折してしまいます。
そのため、
4-6:条件付きでしか認めてあげない
登校拒否になるお子さんは、親子関係の問題から、親に対して「自分を認めてほしい」「ありのままを受け止めてほしい」と思っています。
しかし、
例えば、
- 学校に行ったときしか褒めず、学校に行かない日は厳しく対応する
- 前向きなことを言うときしか認めない
- 登校拒否になったお子さんに否定的に対応する
といった場合、お子さんは受け入れられているとは思えません。
このような関わり方をする限り、お子さんは心に問題を抱えたまま生きていくしかなくなります。
そのため、登校拒否を改善するためにも、まずは今の状態のお子さんをそのまま受け止めてあげることが大事なのです。
「家庭だけで関わり方を変えるのが難しい」という場合は、フリースクールやカウンセリングをお気軽に使ってみてください。
まとめ
いかがでしたか?
最後に今回の内容をまとめます。
■小学生の登校拒否の7つの理由
- いじめや人間関係のトラブル
- 先生や小学校の校風が合わない
- 勉強についていけない
- 集団生活や管理的な環境が苦手
- 頑張りすぎて疲れた
- ゲーム、スマホ、ネット依存や昼夜逆転
- 学校に行く意味が分からない
■小学生の登校拒否を改善するための対処法
- フリースクールに通わせる
- カウンセリングを受ける
- 話を聞いてあげる
- お子さんの興味、やりたいことやペースを尊重してあげる
- 安心できる家庭や親子関係を工夫する
- 生活リズムを整えてあげる
■登校拒否のお子さんにやってはいけないこと
- 無理やり学校に行かせようとする
- 厳しく対応する
- お子さんを放置する
- 甘やかし何でも言うことを聞いてあげる
- 親のペースで行動させようとする
- 条件付きでしか認めてあげない
この記事を参考に、ぜひできることから始めてみてください。
【この記事で紹介した専門家・相談先】
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