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公開日 : 2021/05/11
最終更新日 : 2022/12/27
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【問題行動の相談先8選】子どもにあった相談先を選ぶポイントを解説

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【問題行動の相談先8選】子どもにあった相談先を選ぶポイントを解説

あなたは、

子どもの問題行動を誰かに相談したい

良い相談先が知りたい

相談することで改善できるのかな?

などの悩み、疑問をお持ちではありませんか?

お子さんに問題行動があると、どうしたら良いか一人では分からなくなり、いろいろな解決法を知りたくなりますよね。

お子さんの問題行動を相談できる相談先としては、行政の相談先、学校、民間の相談先など多くのものがあります。

ただし、相談先によっては間違ったアドバイスをされたり、しっかり取り合えってもらえず、時間ばかりを浪費してしまうこともあります。

そこでこの記事では、まずはお子さんの問題行動を相談して解決できる理由について、そして、具体的な相談先をいろいろ紹介します。

さらに、お子さんの問題行動を解決する上でおすすめの相談先を解説します。

ぜひ知りたいところから読んで、これからの行動に活かしてください。

記事の目次

この記事の目次

1章:子どもの問題行動は相談することで解決策が分かることも

子どもの問題行動は相談することで解決策が分かることも

さっそく、お子さんの問題行動を、適切な相談先に相談すべき理由から説明していきます。

具体的な相談先から知りたい場合は、2章からお読みください。

お子さんの問題行動には、

  • 攻撃的、怒りっぽい
  • 暴言、暴力がひどい
  • 落ち着きがない
  • 親の言うことを聞かない、コミュニケーションがうまくいかない
  • 学校、家庭のルールを守らない
  • 不登校・引きこもりになっている

など、さまざまなものがあります。

これらのどれか、もしくはいくつもの問題行動が見られ、叱っても治らない、だんだんエスカレートしていく、といったことが多いです。

どのようなお子さんにも多かれ少なかれ見られるものではありますが、それが過度のものだと「普通の子どもと違うのかも」と不安になってしまいますよね。

こうした問題行動の原因は、「親子関係 」「お子さんの特性 」「学校や地域の環境 」などにあるのが一般的です。

そして、特に原因として大きいのが、親子関係の問題なのです。

お子さんの問題行動の多くは、親子関係の中で「もっと甘えたい」「自分のことを認めてほしい」「自分らしく振舞えない」といった不満を蓄積することから起こります。

特に、繊細、真面目、内気といった性格のお子さんの場合は、不満を持っていてもそれを発散できず、問題行動という形で現れてしまうことが多いのです。

しかし、このような問題行動は、親子関係から出てきているので、家庭だけではそう簡単に解決することができません。

また、間違った対処法をとって、かえってお子さんの問題行動が悪化してしまうケースも少なくありません。

そのため、お子さんの問題行動で困っている場合は、すぐに専門的な知識を持つ人に相談して、適切な対処法を教えてもらうことが大事なのです。

お子さんの問題行動の原因については、詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。

【子どもに多い問題行動7選】その心理と5つの対処法を徹底解説

相談先にもいろいろありますが、外部に相談することで、

  • 一人で抱え込んでいた問題を聞いてもらい、気が楽になる
  • 問題行動の原因が分かる
  • 子どもの問題行動に対処できる施設を教えてもらえる
  • 継続的にアドバイスを受けながら、子どもの問題行動を改善していける

といったメリットがあります。

ただし、相談先にはいろいろなものがあり、どこでも良いというわけではありません。

そこで次に、お子さんの問題行動を相談できる行政の相談先、学校、民間の相談先について詳しく説明します。

2章:子どもの問題行動を相談できる相談先一覧

子どもの問題行動を相談できる相談先一覧

お子さんの問題行動について相談できる相談先には、大きく以下の3つがあります。

  • 行政の相談先
  • 学校
  • 民間の心理カウンセラー

順番に詳しく紹介します。

2-1:行政の相談先

お子さんの問題行動について相談できる、行政の相談先には下記のものがあります。

  • 教育センター・教育相談所
  • 少年サポートセンター(警察)
  • 児童相談所
  • 法務少年支援センター
  • 青少年相談センター

順番に説明します。

2-1-1:教育支援センター

教育支援センター(適応指導教室)とは、地域の教育センターの中などにある、不登校のお子さんなどに向けた支援施設です。

お子さんが、不登校・引きこもりといった問題を抱えている場合、相談し支援を受けることができます。

施設に行けば、お子さんに学習面の支援やカウンセリングによる心のケアなどを受けさせることも可能です。

教育支援センターは教育委員会が管轄している施設であるため、施設に通うことが在籍校の出席扱いになることも多いです。

ぜひ、お気軽に相談してみてください。

名称は地域によって異なる場合もありますので、下記のページから確認し、問い合わせてみてください。

都道府県・政令指定都市・中核市教育センター一覧

2-1-2:少年サポートセンター(警察)

少年サポートセンターは、お子さんに非行、不良行為(深夜徘徊、飲酒、喫煙、暴走など)がある場合に相談できる施設です。

全都道府県警察に設置されており、非行防止を目的に下記のようなことを行っています。

  • 少年たちのたまり場、公園等非行の行われやすい場所での補導活動
  • 重大な非行の前兆ともなり得る不良行為等の問題行動の早期認知
  • 不良行為少年やその家庭等に対する適切な助言、指導

少年サポートセンターでは、少年補導職員や少年相談専門職員といった専門スタッフに、お子さんの行動について相談したりアドバイスをもらったりすることができます。

また、少年相談専用電話(ヤングテレホンやユーステレホンなど)が設置されており、電話で相談することも可能です。

お子さんに、非行や不良行為、家でのひどい暴言や暴力などの攻撃的行動が見られる場合は、こちらに相談してみることをおすすめします。

また窓口毎にメール、電話など受付方法が異なる場合がありますので、詳しくは以下のぺージからお住いの地域の少年相談専用電話について調べてみることをお勧めします。

都道府県警察の少年相談窓口一覧

2-1-3:児童相談所

児童相談所は、都道府県が設置している相談窓口で、お子さんに関わる問題を広く扱っています。

お子さんの問題行動の種類に関わらず相談可能で、必要に応じて支援をしてもらうことができます。

児童相談所では、

  • 専門知識を持つスタッフが、お子さんへの接し方をアドバイス
  • 家庭に問題があれば子供を保護する

といった対応を行っています。

お子さんが非行や不良行為、家庭内暴力などひどい問題行動を行っている場合は、一度保護してもらって親子で距離を取った方が良い場合もあります。

全国にありますので、まずはお気軽に相談してみてください。

全国児童相談所一覧

2-1-4:法務少年支援センター

お子さんに非行や不良行為、攻撃的な行動などがある場合は、法務少年支援センターに相談することができます。

法務少年支援センターは、別名少年鑑別所とも呼ばれます。

少年鑑別所というと、少年犯罪をしてしまった子どもが行く施設だと思われるかもしれませんが、非行や問題行動のあるお子さんについて、相談することも可能なのです。

具体的には、以下のような取り組みを行っています。

  • 本人または親からの相談対応
  • お子さんへの継続的なカウンセリング
  • お子さんの心理検査
  • 専門機関の紹介

法務少年支援センターには、心理学を学んだ専門スタッフがおり、そのスタッフが上記のような相談対応をしてくれます。

法務少年支援センターの利用方法は、施設に直接行くか、もしくは電話で相談するかのどちらかです。

施設に直接行く場合も、事前に電話などで面談の予約を取る必要があるのでご注意ください。

法務少年支援センターは、全国に52か所ありますので、詳しくはお近くの法務少年支援センターに問い合わせてみてください。

お近くの法務少年支援センターは、は以下のHPからも確認できます。

法務少年支援センター相談窓口一覧表

2-1-5:青少年相談センター

都道府県が設置している青少年相談センターも、お子さんの問題行動を相談することができます。

※都道府県ごとに青少年センターや青少年育成センターなど名称が異なる場合もあります。

小さなお子さんから30代まで、幅広く相談できるのが青少年相談センターの特徴です。

お子さんとの関わり方や、お子さんに必要な支援が受けられる施設の情報なども教えてもらうことができます。

お子さんの状態を考えると、どこに相談してよいのか分からないという場合は、一度青少年相談センターに相談してみると良いでしょう。

お近くのセンターは、「都道府県名 青少年センター」などで検索すると調べることができます。

2-2:学校

お子さんの問題行動に関する身近な相談先としては、学校を利用することも可能です。

お子さんの在籍校であれば、お子さんの学校での態度や、お子さんの問題行動の原因についても把握している可能性があります。

また、多くの学校にはスクールカウンセラーが所属しており、教師より中立的な立場で、かつ専門的なアドバイスをしてくれる可能性があります。

スクールカウンセラーには

  • 相談、アドバイス
  • 医療機関と連携して、状態を診断できる
  • 予防のために学校と対処する

といった役割があるからです。

ただし、在籍校は、多くの生徒の問題に関わっていて忙しかったり、学校側が協力的でないために積極的に動けない、ということもあります。

また、学外での問題行動に関しては、サポートが難しい場合があります。

サポートしてもらえる範囲は、学校や地域、先生などによって大きく差があるのが現状です。

そのため、まず最初に相談してみても良いのですが、積極的に動いてくれなそうであれば、その他の選択肢を検討することをおすすめします。

2-3:民間の心理カウンセラー

ここまで行政の相談先や学校を紹介しましたが、これらの相談先は、無料で気軽に相談できる一方で、

  • 多くの人が相談にくるため、一人ひとりの相談に丁寧に乗ることができないことがある
  • スタッフによって知識、経験、能力の差がある
  • 一人の担当者が継続的に関わってくれるとは限らない

といったデメリットもあります。

お子さんの問題行動は、すぐに改善できる場合ばかりではありません。

場合によっては、専門的なノウハウを持つ専門家が継続的に関わらなければ、目に見える改善が見られないこともあります。

そこでおすすめなのが、民間の心理カウンセラーです。

民間のカウンセラーであれば、

  • 専門的なノウハウを持っている
  • 継続的に関わり続けることができる
  • 一人ひとりに丁寧に対応してもらえる

という場合が多いからです。

ただし、注意点があります。

それは、お子さんの問題行動を専門にしているカウンセラーでなければ、問題行動が改善しないどころか悪化してしまう場合もあるためです。

カウンセラーによっては、「まだ様子を見ましょう」などと言って、お子さんの状態を放置してしまう場合もあります。

しかし、お子さんの状態によっては、放置すると問題行動がエスカレートしてしまう場合も少なくありません。

場合によっては、

  • 不登校・引きこもりが悪化して、親ともまともなコミュニケーションがとれないまま何年も経過してしまう
  • 非行、不良行為が悪化し、犯罪に走る

といったこともあるのです。

そのため、お子さんの状態にあった専門のカウンセラーに、相談することを強くおすすめします。

そこで最後に、おすすめのカウンセラーを紹介しますので、お気軽に相談してみてください。

3章:子どもの問題行動を相談するには不登校・非行専門のカウンセラーがおすすめ

子どもの問題行動を相談するには不登校・非行専門のカウンセラーがおすすめ

繰り返しになりますが、お子さんの問題行動を解決するためには、専門知識を持ったカウンセラーに相談することをおすすめします。

そこでおすすめしたいのが、元警察官で延べ3000人の不登校・引きこもりや非行のお子さんの相談にのってきた、不登校・非行専門カウンセラー内藤佑先生の「リベラルコーチング」というサービスです。

これは、内藤先生が警察官やカウンセラーとして非行少年と接する中で作ってきた、お子さんたちの悩み、不安を解決し、夢や目標に向かって前向きに生活できるようにサポートする手法です。

リベラルコーチングを受けることで、

  • お子さんの非行の改善
  • 親の考え方が変わる
  • 家族の会話が増える
  • 勉強を頑張るようになる

といった変化が、実際に起こっているのです。

初回は無料で相談できますので、まずはお気軽にお試しください。

実際にお子さんについて相談してみた上で、継続するか検討することをおすすめします。

詳しくは以下のページをご覧ください。

非行専門カウンセラー内藤佑先生の公式HPはコチラ

【元警察官の不登校・非行専門カウンセラー】 内藤佑先生

まとめ

いかがでしたか?

最後に今回の内容をまとめます。

お子さんの問題行動を相談できる相談先

■行政の相談先

  • 教育センター・教育相談所
  • 少年サポートセンター(警察)
  • 児童相談所
  • 法務少年支援センター
  • 青少年相談センター

■学校

  • 学校の教師やスクールカウンセラー

■民間の心理カウンセラー

  • 子どもの問題行動を専門にしているカウンセラー

【この記事で紹介した専門家】

【元警察官の不登校・非行専門カウンセラー】 内藤佑先生

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