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公開日 : 2020/12/17
最終更新日 : 2021/01/05
子供の引きこもり

【不登校・引きこもり】高校生向けフリースクールのメリットと選び方

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あなたは、

高校生でも通えるフリースクールってどんなところ?高校との違いは?

「高校生がフリースクールに通うメリット・デメリットが知りたい」

「高校生におすすめのフリースクールが知りたい」

等の悩み、疑問をお持ちではありませんか?

お子さんが高校で不登校・引きこもりになると、その後の進路がとても心配になりますよね。

無理してでも高校に行かせたいと考える方も多いかもしれませんが、結論から言えば、不登校・引きこもりのお子さんには、フリースクールに通ってもらうことをおすすめします。

なぜなら、不登校・引きこもりのお子さんは心に問題を抱えていることが多く、フリースクールは心のケアから生活や学習まで総合的にサポートすることが可能だからです。

とはいえ、フリースクールにはメリット・デメリットがありますので、誰にでも向いているとは言えません。

そこでこの記事では、まずはフリースクールの仕組みや特徴、メリット・デメリットを解説し、それからお子さんに合ったフリースクールを見つけるための方法を詳しく解説します。

ぜひ最後まで読んで、行動を始めてみてください。

記事の目次

この記事の目次

1章:高校生が通えるフリースクールとは

フリースクールとは

それではこれから、

  • フリースクールの仕組み
  • 高校生の不登校生の多くがフリースクールを利用していることについて
  • 高校生向けフリースクールの主なタイプ

といった基本的なことについて順番に説明していきます。

高校生がフリースクールを利用するメリット、デメリットから知りたいという場合は、2章からお読みください。

1-1:フリースクールの仕組み

「そもそもフリースクールって何?」

と思われているかもしれません。フリースクールとは一言でいうと、不登校・引きこもりの子供たちへの支援施設です。

不登校・引きこもりの生徒数は最近増えており、文部科学省の調査結果(平成30年度)によれば(※1)、高校生では全体の1.63%に当たる52,723人が、不登校・引きこもり生徒であるとされています。

簡単に言えば、高校生100人のうち1.6人が不登校なのです。

小学校から高校生の中で、中学生がもっとも不登校の割合が高いです。

しかも、この人数には、中途退学した生徒の数は含まれていません。

不登校・引きこもりで中退した数まで加えれば、実際の不登校生徒の人数はもっと増えるでしょう。

※1「平成30年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」より引用

このような調査結果を受け、文部科学省でもフリースクール等に関する検討会議(※2)で、

「学校以外において、様々な活動を行うことができる場所や機会を確保するなど、学校以外の場での学習等に対する支援を行い、その社会的自立や社会参加を目指すことが必要である」

との見解を発表しています。

※2「H29年度不登校児童生徒による学校以外の場での学習等に対する支援の充実(フリースクール等に関する検討会議)」より引用

つまり、文部科学省も不登校・引きこもりの改善のために、学校以外の場で支援が行われるべきという見解を示しているのです。

この学校以外の場として、フリースクールが徐々に注目されるようになり、現在その数は全国に474施設あります。

中には学校と連携したり、公民が連携し不登校生徒の支援を行っている施設もあります。

フリースクールでの過ごし方は施設によりさまざまですが、そこで

  • 自分の存在を受け止めてもらえる
  • 日中の時間が過ごせる
  • 学習ができる
  • 人と接することができる

など不登校・引きこもりの子供にとっての貴重な居場所となります。

フリースクールでは、子供をゆっくり休ませつつも、勉強や社会経験のための様々な取り組みが行われているのです。

1-2:高校生の不登校・引きこもりの多くがフリースクールを利用している

お子さんが不登校・引きこもりだと、さまざまな所でフリースクールという選択肢を耳にすると思いますが、「どのくらい利用されているんだろう?」と疑問をお持ちかもしれません。

結論から言えば、不登校・引きこもりの高校生のうち、23.3%の子供がフリースクールに通っている、という調査結果があります。

さらに、高校に在籍していない16歳~18歳の子供のうちの5.3%が、高校・大学に在籍していない19歳以上の子供の11.6%が、フリースクールを利用しています(※3)。

※3「H27年度:小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査」より引用

このように、フリースクールを利用する高校生や10代のお子さんの数は、決して少なくないのです。

「フリースクールに通うと何をしてくれるの?中学校には行かなくて良いの?」という疑問もあると思います。

詳しくは2章以降でも説明しますが、簡単に言えば、フリースクールでは以下のようなことを行うことができます。

  • 勉強
  • 悩みの相談カウンセリング、医療機関と連携したケア
  • イベントや社会とかかわりを持つ体験授業
  • ミーティング
  • 共同生活(全寮制の場合)

※ただし、フリースクールによって過ごし方は異なりますので、参考程度にお考えください。

フリースクールのタイプにもよりますが、このように勉強だけでなく、その後の進学や社会への進出を見据えて、様々な活動が行われる所が多いです。

さらに、学校と連携しているフリースクールに通うことで、高校の出席扱いを受けられる場合もあります。

フリースクールと並行して定時制高校、通信制高校に通うことで、高校卒業を目指すこともできます。

したがって、現在不登校・引きこもりで、今後のお子さんの進路や将来の社会生活に不安があるという場合は、非常に役立つ施設なのです。

1-3:高校生向けフリースクールの主なタイプ

「高校生が通えるフリースクールにはどんなものがあるんだろう?」と疑問の方もいると思います。

一般的なフリースクールには、以下のようなタイプがあります。

  • 学習支援タイプ

学校の勉強に置いていかれないように勉強を進める、基礎学力を向上させる

  • 資格取得タイプ

英検、漢検やコンピュータに関する資格、音楽、アニメなどを専攻するコースなど、関心に合わせて資格取得を目指す

  • 相談・居場所タイプ

心理カウンセラーなどの専門スタッフが、お子さんに相談やカウンセリングを行い、心理的なサポートをする(ほとんどのフリースクールはこの支援を行っています)

  • 全寮制・共同生活タイプ

数ヶ月単位で寮生活をしながら、学習やイベントを体験することで社会復帰を目指す施設

  • 医療機関連携タイプ

発達障害やうつ病などの特性や疾患を持っているお子さんに対し、医療機関と連携してサポートする

このように、フリースクールでは、様々なお子さんに合わせて支援が行われているのです。

そのため、お子さんをフリースクールに通わせたいと検討している場合は、お子さんにどのような支援が必要なのか、そして自宅の近くにはどのようなフリースクールがあり、どのような支援が行われているのかということをよく調べて選ぶことが大事なのです。

ここまで、フリースクールについて基本的なことを説明しましたので、これから高校生がフリースクールに通うメリット、デメリットを説明します。

2章:高校生にフリースクールがおすすめの理由・メリット

フリースクールのメリット

不登校・引きこもりの高校生のお子さんに、フリースクールがおすすめの理由・メリットは、以下の通りです。

  • プロのサポート、カウンセリング等で安心した生活、学習が可能
  • 同じ境遇の仲間と出会い社会性が身につく、居場所ができる
  • 学校に行かなくても勉強に遅れない

順番に説明します。

2-1:プロのサポート、カウンセリング等で安心した生活、学習が可能

不登校・引きこもりのお子さんをフリースクールに通わせるメリットの1つは、プロのサポート、カウンセリングを受けられることです。

高校生になると、

  • 中学校から大きく環境が変化する
  • 高校のレベルによっては競争的でストレスが大きい
  • 勉強する内容が難しくなる
  • 大学受験のプレッシャーから強いストレスを感じる

などの理由から、高校に通えなくなってしまうお子さんも多いです。

特に真面目で繊細なお子さんの場合は、環境の変化やプレッシャーから強いストレスを受けて、それを発散できずに不登校・引きこもりになる傾向があります。

したがって、今後の進学や社会復帰のためには、心理的な面のサポートが非常に大事になってくるのです。

そのようなお子さんの場合、十分なケアを行わず自然に任せていれば、どんどん問題が悪化し引きこもりや非行に走っていくことも多いです。

そのため、大学受験をお子さんに強いるのではなく、まずは心理的な面についてカウンセラーなどのプロと連携してサポートを受け、安心した生活や学習をすることがとても大事です。

フリースクールは、多くの場合カウンセラーと連携していたり、心理面の専門的な知識や経験を持ったスタッフが常駐しています。

そのため、学校やご自宅で安心して過ごせないと言うお子さんも、フリースクールであれば安心して過ごし、心理面の課題を改善していける点に大きなメリットがあるのです。

2-2:同じ境遇の仲間と出会い社会性が身につく、居場所ができる

フリースクールに通うことは、同じ境遇の仲間との交流の中で社会性を身につけられるという点でも、非常に大きなメリットがあります。

高校生の場合、卒業後に大学進学や就職して社会に出ていくことになるため、高校生活は社会性を身に付ける準備の場としても重要です。

しかし、不登校・引きこもりになってしまうと、この交流の機会をなくしてしまい、その後の進学や社会復帰の障害になる場合があります。

特に、不登校・引きこもりのお子さんの場合、学校以外にも繋がりを持たないことも多く、交流する相手が家族だけで十分に社会に出る準備ができない、ということもあります。

フリースクールであれば、同じ境遇の子供たちが通っていますし、子供たちの交流をスタッフがサポートしてくれます。

そのため、高校よりも無理のない環境で人とコミュニケーションをとり社会性を身に付けられるのです。

2-3:学校に行かなくても勉強に遅れない

高校生がフリースクールに行くメリットの1つに、学校に行かなくても勉強に遅れないということもあります。

高校生であれば、高校卒業や大学受験のためにある程度勉強について行かなければなりません。

しかし、不登校・引きこもりになって一度ついていけなくなると、その後に遅れを取り戻すことがどんどん難しくなっていきます。

勉強についていけなくなると、まじめなお子さんほどプレッシャーを感じて学校に行けなくなってしまいます。

フリースクールの場合、高校の勉強に遅れないように、お子さんに合ったペースで学習がサポートされますので、高校に行かなくても基礎的な学力をつけていくことも可能です。

そのため、お子さんの学力に合った大学に進学できる場合もあります。

このように、フリースクールは高校に通えないお子さんにとって、安心して過ごせる居場所として、同年代の子供たちと関わる場として、そして勉強する場としても大きなメリットがあるのです。

ただし、フリースクールにはデメリットと捉えられる面もあります。

そこでこれから、高校生がフリースクールに通う場合のデメリットについて説明します。

3章:高校生がフリースクールに通う場合のデメリット

フリースクールのデメリット

高校生がフリースクールに通う場合、下記のことがデメリットになる場合があります。

  • 経済的な負担がある
  • 並行して通信制等に通わなければ高校卒業資格が得られない
  • 大学受験する場合は学習が不十分になることも

順番に説明します。

3-1:経済的な負担がある

高校生のお子さんをフリースクールに通わせる場合、経済的負担が増えることはデメリットになるかもしれません。

フリースクールの費用は、主に入会金、授業料、その他費用の3種類に分けられます。

まずは入会金と月額の会費・授業料については、下記の表の通りであり、入会金がある施設での平均額は約5万3千円、月額の会費・授業料がある施設での平均額は約3万3千円でした。(※3)

フリースクール授業料

※施設によっては入会金・授業料以外にも費用が必要になる場合もあります。

この金額を高いと思うかどうかはあなた次第ですが、実際に通うとなると、何ヶ月もしくは何年通うことになるかは、お子さんの状況によって異なります。

そのため、最初は期間を限定して家計的に可能な範囲で通わせてみるという選択肢もあります。

この点は、実際にフリースクールと相談して決めてみると良いでしょう。

また、最近では公民が連携してフリースクールを運営することで、原則として会費が無料で使用できる施設もあるようですので、地域のフリースクールを調べてみてください。

3-2:並行して通信制等に通わなければ高校卒業資格が得られない

「子供が不登校・引きこもりだから、高校のかわりにフリースクールに行かせようかな」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、お子さんが心の問題を抱えていたり、生活全般の見直しからやらなければならない、引きこもりで部屋から出てこない、などの場合は、フリースクール(特に全寮制など)に入ってもらって、まずは社会復帰を目指した方がいいです。

しかし、不登校・引きこもりが軽度で、今後の進路に進学や就職も考えているという場合は、高校卒業資格を得る必要があります。

フリースクールだけでは、高校卒業資格が取得できませんので、高卒資格が得たい場合は、

  • 普通高校、もしくは通信制高校と並行してフリースクールにも通う
  • フリースクールに通いながら勉強し、高卒認定試験を受ける

という行動を取る必要があります。

高卒資格を得たい場合は、フリースクールだけでは不十分であるという点はよく理解しておきましょう。

■通信制高校にも資料請求してみよう

通信制高校の場合、

「通学せずに高卒資格が取得できる」

「自分のペースで通学して、友達を作りながら高卒資格が得られる」

ということが可能です。

不登校・引きこもりで普通の高校に通えない場合は、フリースクールだけでなく、通信制高校も選択肢として検討してみてください。

おすすめの通信制高校は、以下のものです。

ぜひまずは資料請求して、どのような学び方ができるのかチェックしてみてください。

詳しくは、以下の記事でも解説しています。

不登校・引きこもりの子供が通信制高校に通うメリットと学校の選び方

3-3:大学受験する場合は学習が不十分になることも

フリースクールでは、あくまで高卒資格を取得すること、最低限の学力を獲得することを目指した学習が主体となることが多いです。

そのため、大学受験の対策としては不十分である可能性があり、その点は普通高校と比べた場合デメリットになり得ます。

ご両親からすれば「受験のためにも、普通の高校に行かせるべきではないのか」という思いもあるかもしれません。

しかし、繰り返しになりますが不登校・引きこもりのお子さんの場合は、受験以前の心の問題や人間関係の問題、社会不安などを抱えていることが多いです。

そのため、その問題を放置したまま、目先の大学受験のために普通高校への入学・通学を強制したり、受験勉強を頑張らせようとすると、不登校・引きこもり・引きこもり・非行など状態が悪化していく可能性があります。

そうした状態が悪化してしまえば、改善するまでに5年、10年という時間がかかってしまうこともあるのです。

そうなれば、お子さんの人生が大きく変わってしまいます。

お子さんの長い人生を考えれば、心をケアできる、安心できる環境を準備しつつ、そこで頑張って目指せる学校を見つける方が良いはずです。

高校も通信制やフリースクールという選択肢もありますし、今は目の前の受験対策を重視するより、お子さんが安心して過ごせるフリースクールを重視することをおすすめします。

もちろん、お子さんに無理のない範囲であれば、フリースクールと塾や家庭教師を併用しても良いと思います。

フリースクールに通うメリット、デメリットについて理解できたでしょうか。

「具体的には、どうやって子供に合うフリースクールを探せば良いんだろう」と疑問かもしれませんので、これから詳しく説明します。

4章:高校生に合うフリースクールの選び方

フリースクールの選び方

フリースクールを選ぶ上では、お子さんが安心して通い続けられる施設を探すことが大事です。

どんなに良さそうな施設でも、お子さんに合わない所であればかえってストレスを増やしてしまうだけになってしまうからです。

そこでこれから、以下の探す段階別に具体的な選ぶポイントを紹介します。

  • HP資料請求で比較する
  • 施設スタッフとの面談で比較する
  • お子さん自身に合っているかで比較する

それでは、具体的に見ていきましょう。

4-1:HPや資料請求で比較する

まず、フリースクールを選ぶ場合は、通えそうな範囲をすべてインターネット上で調べ、HPを見たり資料請求したりして、以下の基準でチェックしましょう。

4-1-1:運営者の不登校・引きこもり対応の実績

フリースクールのメリットは、不登校・引きこもり対応の専門家から、お子さんに合わせたきめ細かいサポートが受けられるという点です。

そこで、まずはHPや資料請求などで、その施設の運営者やスタッフの子供の受け入れ実績や、不登校・引きこもり改善の実績を確認してみましょう。

歴史の長い施設であるほど、今まで対応した不登校・引きこもりの児童数や、その実績について詳しく記載されている場合が多いです。

そこで施設・運営者の実績を確認することができれば、施設選びの一つの目安になります。

4-1-2::施設でのイベントや過ごし方

次に、HPや資料請求で確認していただきたいのが、施設でのイベントや過ごし方です。

  • 一年中変わらないスケジュールなのか
  • 毎月のようにイベントがある施設なのか
  • フリースクールでの日常的な過ごし方はどのようなものか、普段は何をするのか

フリースクールによって毎日の過ごし方やイベントは大きく異なりますので、お子さんの性格に合わせて施設選びをする際の参考になります。

特に、高校生で不登校・引きこもり・引きこもりの改善に真剣に取り組みたいという場合は、全寮制のフリースクールも検討されると思いますが、その場合は特にイベント、スケジュールを良く調べておくことをおすすめします。

4-1-3:資格取得やスキルの習得が可能か

HPや資料請求では、お子さんが取りたい資格やスキルの習得が可能なのかどうか、確認することも大事です。

例えば

  • 英検、漢検、パソコンの勉強などの希望にあったコースがあるか
  • 専門スタッフがいるか

などをお子さんの希望に合わせて確認することが大事です。

特に高校生であれば、今後の進学・就職のために専門スキルを身に付けることは役立ちます。

そのため、お子さんが何に興味があるのか、何を勉強したいのかしっかり話し合ってみることをおすすめします。

4-2:施設スタッフとの面談で比較する

HPや資料請求で候補の施設を絞り込んだら、次に施設スタッフと面談して比較することが大事です。

実際にスタッフと話してはじめて分かる情報や、スタッフの印象を感じることができるからです。

これから、具体的な基準を解説します。

4-2-1:親への面談や説明に過不足がないか

施設スタッフとの面談の際は、保護者への説明に過不足がないか確認しましょう。

例えば、

  • 施設の利用にかかる費用や内訳
  • スタッフの資格や実績
  • 施設の子供の数や、どのような子供がいるのか
  • 施設の普段の雰囲気
  • 普段はどのようなサポートをしているのか(勉強や心理面のケアなど)

といった、親として気になることをしっかりと説明してくれるかどうかは確認しておきましょう。

また、説明に不足があっても、あなたが気になることを質問したときに、丁寧に答えてくれるのであれば問題ありません。

ただし、回答が曖昧だったり違和感を受けるようであれば、施設選びを考え直してもよいかもしれません。

4-2-2:子供への接し方は問題ないか

面談の際に、お子さんも同席する場合は、スタッフのお子さんへの接し方も必ずチェックしておきましょう。

フリースクールで実際に日常を過ごすのは、お子さん自身です。

そこで施設のスタッフが、お子さんに対しどのように接しているのかは、確認しておきたいポイントです。

お子さんの気持ちを汲み取って接してくれるようなスタッフなら、親御さんとしても安心してお子さんを預けることができるのではないでしょうか。

また、お子さん自身にとっても、この面談でフリースクールのスタッフと一度会っていると、実際に通う際も知っているスタッフが居る、ということで安心材料にもなります。

4-3:お子さん自身に合っているかで比較する

フリースクール選びで最も重要なのが、お子さん自身が前向きにフリースクールに行きたいと思えるか、という点です。

お子さんの不登校・引きこもりを改善するためには、お子さん自身がフリースクールで前向きに、楽しく過ごせることが大事だからです。

お子さん自身に合っているかを、チェックする基準を紹介します。

4-3-1:子供が自分らしく過ごせるか

資料請求や実際にスタッフと会ったり、施設を見学したりして得た情報をもとに、お子さんが本当に自分らしく過ごしていけるか、あらためて考えてあげましょう。

「自分らしく」とは、現在の問題を抱えた状態だけではなく、「元気な時のお子さんの様子や性格」も考えてあげることが重要です。

今、お子さんは、不登校・引きこもりという劣等感や心の傷を抱えた状態です。

しかし、フリースクールで過ごし心の傷が癒えた時には、徐々にいつもの元気なお子さんに戻っていくはずです。

そうなった時に、お子さんがやりたいことが出来るのか、自分らしく過ごしていけるのか、選んだ施設にはその環境があるのか、よく吟味するようにしましょう。

4-3-2:前向きに入学できるか

不登校・引きこもりのお子さんを預けるためには、お子さん自身が前向きに入校、入寮を考えているかどうかがとても大事です。

全寮制のフリースクールでは、お子さん自身が入寮を拒否している場合は、入寮できないとしているところも多いです。

お子さんが前向きに入校、入寮できるかどうか、親子でしっかり話し合い、親がフリースクールに行くことを強いないことがとても大事です。

そのために、フリースクールがどのような場所で通うことにはどんな意義があるのか、どういう過ごし方ができるのか、といったことをしっかり伝えることから始めましょう。

ただし、親子関係が崩れてしまっている場合は、その話し合い自体が難しい場合もあります。

そんな時には、フリースクールのスタッフが、親子の間に入り話し合いのサポートをしてくれる場合もあります。

気になる施設がある場合は、まずはお気軽に相談してみてください。

まとめ

最後に、この記事の内容をまとめます。

この記事を参考に、できることから始めてみてください。

■高校生にフリースクールがおすすめの理由、メリット

  • プロのサポート、カウンセリング等で安心した生活、学習が可能
  • 同じ境遇の仲間と出会い社会性が身につく、居場所ができる
  • 学校に行かなくても勉強に遅れない

■高校生がフリースクールに通うデメリット

  • 経済的な負担がある
  • 並行して通信制等に通わなければ高校卒業資格が得られない
  • 大学受験する場合は学習が不十分になることも

■子供に合うフリースクールの選び方

【HPや資料請求で比較する】

  • 運営者の不登校・引きこもり対応の実績
  • 施設でのイベントや過ごし方
  • 資格取得やスキルの習得が可能か

【施設スタッフとの面談で比較する】

  • 親への面談や説明に過不足がないか
  • 子供への接し方は問題ないか

【お子さん自身に合っているかで比較する】

  • 子供が自分らしく過ごせるか
  • 前向きに入学できるか

■おすすめの通信制高校

この記事の内容を参考に、ぜひできる行動から始めてみてください。

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