あなたは
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などの疑問やお悩みをお持ちではないですか。
非行に走っているお子さんが、家に帰ってきてくれないと、親としてはとても心配になりますよね。
結論から言うと、
この記事では
- 非行の子が家に帰ってこない原因
- 非行の子に帰ってきてもらう方法
について解説していきます。
また、お子さんが家に帰ってこないときに、相談できる施設についても紹介していきますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
ぜひ、この記事を読んで、
1章:非行の子が家に帰ってこない原因4つ
非行に走っているお子さんが、夜になっても帰宅しないととても心配になりますよね。
実は、お子さんが家に帰ってこないのには、原因があります。
そこで、この1章では、
その原因とは、大きく分けて以下の4つです。
- 非行グループと遊んでいるのが楽しい
- ルールを破ることが快感になっている
- 家庭内に居場所がない
- 親に心配して欲しい
では一つ一つ解説していきます。
1-1:非行グループと遊んでいるのが楽しい
まず、お子さんが帰ってこない原因として、単純に
自分と同じように深夜徘徊している仲間が出来ると、その仲間たちと一緒にいるのが楽しくて、家に帰りたくないと思ってしまうようです。
また、行動を共にする中で、「自分と同じように世間から外れた仲間がいる」という連帯感が生まれ、お互いに依存し合った結果、そのグループで夜な夜な出歩くようになってしまう可能性もあります。
さらに、お子さん自身が、ただ楽しくて非行グループと一緒にいる場合でも、
悪影響とは例えば以下のようなことです。
- 非行への罪悪感が薄まる
- 非行がエスカレートしやすい
- 非行をやめようと思ったときにグループを抜けられない
このように、非行グループと関わり合っていると、大変な悪影響があります。
このような悪影響を受ける前に、一刻も早く非行グループとの関わりを断つことが重要です。
ただし、
お子さんとの向き合い方については、2章で詳しく解説していきます。
1-2:ルールを破ることが快感になっている
次に、お子さんが家に帰ってこない原因として、
非行に走っているお子さんでも、実は心の中では、非行は悪いことと分かっている場合が多くあります。
そのため、
「悪いことだと分かっているのに非行を続けてしまう→ 自分は悪い奴だ→ 悪い奴だからルールを破ってやろう」
という悪循環の思考に陥り、自分がルールを破ることで、自分の思考を現実のものにしようとしてしまいます。
そこで周囲から、「お前はなんて悪い奴だ!」といわれると、「そうだよ悪い奴だよ」と開き直ってしまうのです。
そうなると、ますます社会のルールを破る方向に進む、悪循環となってしまいます。
この悪循環を止めるためには、
具体的にどのような態度で接すればよいかは、2章で詳しく解説していきます。
1-3:家庭内に居場所がない
次に、お子さんが家に帰ってこない原因として、
家庭内に居場所がないとは、例えば以下のような場合です。
- 両親の仲が悪く家庭内の雰囲気が悪い
- 親から過度の期待やプレッシャーを感じている
- 兄弟と比較され競争させられている
このように、様々な理由で家庭内に居場所がないお子さんは、深夜徘徊という形で家に帰ってこない場合も多いようです。
家庭内にこのような問題がある場合は、お子さんの非行の根本的な原因となってしまっている可能性もあるため、
詳しくはコチラ→
【徹底解説】非行の原因は4つ!更生に向けて今すぐすべき行動とは ?
1-4:親に心配して欲しい
最後に、お子さんが家に帰ってこない原因として
これは例えば、以下のようなケースが考えられます。
- 親が全く自分に関心がない
- 仕事が忙しすぎて全く帰ってこない
- 親子の会話がない
たとえ親御さんが、
そして、難しいのがお子さん自身の根本に、「心配して欲しい」という気持ちがあったとしても、表面上は中々それを出せないということです。
親御さんからすると、ある日突然お子さんが家に帰ってこなくなると、驚いてしまうかもしれませんが、
いかがでしょうか。
ここまで、非行に走っているお子さんが、家に帰ってこない原因として、以下の4点について解説してきました。
- 非行グループと遊んでいるのが楽しい
- ルールを破ることが快感になっている
- 家庭内に居場所がない
- 親に心配して欲しい
家に帰ってこないといっても、その原因は様々であることが、お分かりいただけたのではないでしょうか。
次の2章では、お子さんに家に帰ってきてもらうために、親御さんができることについて解説していきますので、ぜひ併せてご覧ください。
2章:非行の子に帰ってきてもらう方法3つ
1章では、非行の子が家に帰ってこない原因について解説してきました。
次に、この2章では、非行の子に、家に帰ってきてもらう方法について解説していきます。
非行の子に家に帰ってきてもらう方法は、大きく分けて以下の3点です。
- 自宅を子供にとって安心できる居場所にする
- 行動を制限するのではなく、気持ちを伝える
- 犯罪に巻き込まれそうな時には行政機関を頼る
では、一つ一つ見ていきましょう。
2-1:自宅を子供にとって安心できる居場所にする
まず、お子さんに家に帰ってきてもらうための方法として、
1章でお伝えしたように、家庭内に居場所がないと、それが帰ってこない原因となってしまいます。
これを改善することで、お子さんが自然と家に帰ってくるようになる可能性があります。
また、家庭内で安心して親と話せるようになると、1-4でお伝えしたような、「親に心配して欲しい」という気持ちも満たされて、お子さんの非行更生に向けての大きな一歩となります。
自宅を、お子さんにとって安心できる居場所にするためには、以下のようなことが大切です。
- 家庭内に問題があればまずそちらを解決する
- お子さんの話に耳を傾ける
家庭内の問題とは、1章でお伝えしたようなことで例えば
- 両親の仲が悪く家庭内の雰囲気が悪い
- 親から過度の期待やプレッシャーを感じている
- 兄弟と比較され競争させられている
- 親が全く自分に関心がない
- 仕事が忙しすぎて全く帰ってこない
- 親子で会話がない
といったようなことです。
仕事が忙しすぎるのは仕方のないことですが、その場合でも、②のお子さんの話に耳を傾けることは、必ずするようにしましょう。
親が自分の話をしっかり聴いてくれるとお子さんは「尊重されている」「大切にされている」と感じることができます。
このように
2-2:行動を制限するのではなく、気持ちを伝える
次に、お子さんに、家に帰ってきてもらう方法として、
1-1でお伝えしたように、お子さんを無理やり家に連れて帰ってきても、かえって非行が悪化する場合があります。
非行更生のためには、
そのため、親に出来ることは、行動を制限するのではなく、気持ちを伝えていくことです。
親御さんの正直な気持ちを伝えることで、お子さんの心にも響きやすくなります。
例えば、
- お子さんが帰ってこなくて心配
- お子さんのことを心から大切に思っている
などと伝えてみてもよいと思います。
この時注意して頂きたいのが、
上の例で言うと
- 帰ってこなくて心配だから帰ってきて欲しい
- 心から大切に思っているから非行を辞めて欲しい
等と伝えるのはNGです。
要望を伝えてしまうと、お子さんは
「親が自分をコントロールしようとしている」
「本心から自分を思っての言葉ではない」
と感じてしまいます。
お子さんに気持ちを伝える際は、あくまで気持ちのみを伝えるようにしましょう。
2-3:犯罪や危険に巻き込まれそうな時は行政機関を頼る
最後にお伝えしたいのが、
お子さんのことを通報するのは、勇気がいると思います。
しかし、重大な犯罪に巻き込まれてからでは、取り返しがつきません。
- 何日も連絡がつかない
- 反社会的勢力の人と関わっている
など、
またこれは、お子さんが危険な時だけでなく、例えばお子さんが親御さんに対して、暴力をふるってくるような場合にも同じことが言えます。
お子さんの家庭内暴力がひどい場合には、通報も検討しましょう。
親御さんがそうして我慢することで、お子さんは、「他人は暴力で従わせることができる」という間違った学習をしてしまします。
そうなると、その暴力が家庭内だけでなく、いつ他人に向けられるか分かりません。
お子さんの暴力行為に対しては、親御さんが毅然とした態度でいることが必要です。
家庭内暴力で、親御さんが身の危険を感じるような場合には、ためらわずに通報するようにしましょう。
いかがでしょうか。
ここまで、非行の子に、家に帰ってきてもらう方法について解説してきました。
帰ってきてもらう方法は、以下の3つでした。
- 自宅を子供にとって安心できる居場所にする
- 行動を制限するのではなく、気持ちを伝える
- 犯罪に巻き込まれそうな場合は行政機関を頼る
また、お子さんが帰ってこなくて、
そこで、3章では、家に帰ってこない非行の子について、相談できる施設についてご紹介していきます。
お子さんが危険に巻き込まれる前に、ぜひ一度相談してみることをお勧めします。
3章:家に帰ってこない非行の子について相談できる施設3つ
ここまで、1章では非行の子が家に帰ってこない原因について、2章では非行の子に帰ってきてもらう方法について解説してきました。
また、2-3では、お子さんが犯罪や危険に巻き込まれそうな時には、支援施設を頼ることも重要とお伝えしました。
そこで、この3章では、家に帰ってこない非行の子について、相談できる施設を3つご紹介していきます。
ぜひ、この章を参考に、信頼できる相談施設に、お子さんのことを一度ご相談してみることをお勧めします。
ここで紹介していくのは、以下の3つの施設です。
- 警察
- 児童相談所
- 非行の専門家
では、一つ一つ見ていきましょう。
3-1:警察
まず、お子さんについて相談できる施設として、警察が挙げられます。
お子さんが自宅に何日も帰ってこない場合などは、最寄りの交番に相談し、捜索願を出すこともできます。
また、近所に非行グループが集まっている時には、警察に相談することで、パトロールの強化をしてくれる場合もあります。
さらに、警察では、非行の相談窓口として、少年サポートセンターが設置されています。
この
緊急ではないけれど、非行について悩んでいるという方は、一度相談してみても良いのではないでしょうか。
ただし、2-3でお伝えしたように、
3-2:児童相談所
次に、お子さんについて相談できる施設が、児童相談所です。
こちらは、子供を持つ家庭からの相談にのって、必要な援助をしてくれる施設です。
必要な場合、子供を一時的に保護してもらうこともできるので、どうしても親の言うことを聞かないとか、犯罪グループに巻き込まれる可能性があるときなどは、一時的に保護をお願いしても良いかもしれません。
ただし、お子さんに何の相談もなく保護してもらうことになると、お子さんが「親に見捨てられた!」と感じてしまう可能性があります。
もしも保護などを利用する場合には、
3-3:非行の専門家
最後に相談できる施設として、非行解決の専門家が運営している施設が挙げられます。
警察や児童相談所などの行政に相談して一時的に非行が収まっても、非行の根本的な原因が治っていなければ、再び非行に走ってしまう可能性があります。
2章の方法を試したり、行政の窓口に相談しても非行が更生に向かわない場合には、このような専門家に頼ってみても良いかと思います。
以下に、非行解決実績の豊富な、2つ施設についてご紹介します。
こちらは、元警察官の内藤佑先生が行っている、非行専門のカウンセラーです。
警察官時代から、500人以上の非行更生に携わってきた内藤先生の、非行更生プログラムを受けることができます。
何よりおすすめなのが、親御さんに対してしっかりと、ヒアリング、カウンセリングを行ってくれるところです。
そのため、お子さんが帰ってこない原因や、帰ってきてもらう方法について、しっかりとアドバイスをもらうことができます。
現在、通常では有料の対面面談が、無料で受けられるキャンペーンをやっているようなので、気になるようならば一度無料相談をしてみてはいかがでしょうか。
こちらは、自身も非行に走った経験があり、その経験を基に子供たちのあらゆる問題行動の改善に取り組んでいる、伊藤幸弘先生が運営しているフリースクールです。
伊藤先生は、2000人以上の子供の問題行動を解決してきた実績があり、メディアにも多数取り上げられています。
こちらでは、お子さんへの支援だけでなく、親へのカウンセリングやケアも行われています。
無料の電話相談が可能ですので、気になるようならまずは、一度電話問い合わせしてみることをお勧めします。
ぜひ、この記事を参考に、お子さんに帰ってきてもらうために、出来ることから始めて頂ければと思います。
まとめ
最後に、この記事をまとめます。
- 非行の子が帰ってこない原因は4つ
- 非行グループと遊んでいるのが楽しい
- ルールを破ることが快感になっている
- 家庭内に居場所がない
- 親に心配して欲しい
- 非行の子に帰ってきてもらう方法3つ
- 自宅を子供にとって安心できる居場所にする
- 行動を制限するのではなく、気持ちを伝える
- 犯罪に巻き込まれそうな場合には行政機関を頼る
- 家に帰ってこない非行の子について相談できる施設
- 警察
- 児童相談所
- 非行の専門家